世の中には、様々な分野で ある事に徹底的にこだわり 情熱的に、一心に 打ち込んでおられる方々がいらっしゃいます。
ある事を 突き詰め さらに極めていかれた”本物” =ホンマモン の方ががいらっしゃいまして、そのような強者(ツワモノ)を称してジャンキーとも呼ばれているようです。
私自身も この本に巡り合うまでは、これほどまでに極められた方々がいらっしゃるとは知りませんでした~
一口にレコード盤と云っても、盤の材質(材料)、プレスの状態、産出国等によって 出てくる音に大きな差があるようです。
それを見極めるために 同一タイトルのレコードを何十枚も取り揃え 聴き比べる という ある種 倒錯(?)した世界。入手困難と云われる盤を探し求め、出会った喜びから ようやく手に入れた貴重盤に針をおろすワクワク感と達成感 その後に訪れる満足感 あるいは 失望感 スリル満点でございます!!
またレコードへの異なったアプローチとしては、レコードプレーヤーそのものに深~いコダワリをもって製作・改造される方々 果てはカートリッジ(針の付いてる部分)を自作されてしまう方々まで 実に特別な世界が 繰り広げられております。
この本のタイトル 『 ヴィニジャン 』は筆者の田中氏が考案された造語のようでして、、
レコード・オーディオ マニア 間の 俗称 として、レコード盤のことを ” ヴィニール ” と呼んでいる(特に海外のマニア間で)みたいです。そのヴィニールと、前述したマニアのその先にある ” ジャンキー ” とを組み合わせた略称 すなわち ” ヴィニジャン ” となったようです
恐らくは、まだまだ世間一般には知れ渡っていない熱心なマニア さらに極められた ジャンキーがいらっしゃることでしょ~
マズは とっかかりとして、マアマア比較的 判り易い(?) レコード・オーディオのディープな世界を紹介するコチラを御一読(立ち読みか?)されるのはいかがでしょうか
筆者の田中伊佐資氏はYouTubeでも複数のチャンネルから発信されておりまして、、
なかでも 全国の中古レコードショップを巡り歩いて紹介する 『 パタパタ漫遊記 』が興味深いです。中古レコードショップにはオーナーそれぞれの哲学というかポリシーが如実に表れており 個性的なお店も多いですネェ・・
そんなレコードショップの中で 個人的にも ココは極め付けだ と感じたのが 仙台にあるパラダイス・レコードです!! ショップの規模も並大抵ではなく、まさに ”巨大倉庫” そのもの さらには別棟には何十トン(?)ものレコードを保管する、ショップより更に巨大な保管倉庫もあり オーナー自らフォークリフトを操作して在庫の整理をされていらっしゃる という桁外れなショップです。 出来る事ならば死ぬまでに一度は訪れてみたいと考えております。
深めると さらに 深みを増してくる 深淵なるレコード世界
いやはや 恐ろしい所に踏み入ってしまったようです~
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