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アナログ礼賛 中古格安盤 掘り出し物1円から

2023年03月22日 | アナログ礼賛

引き続き 格安盤の ”レコード掘り” を継続しているわけですが、、

以前から気にはなっていたものの、余りの安さに ちゅうちょ しておりました ヤフオクでの1円出品盤に手を出してみました。

  マズは初めて1円で落札した記念のレコード

日本海?の岩場に打ち付ける荒波 昔の日本映画のタイトルバックみたいですネェ・・

詩吟と云っても お稽古しているわけでもなく 特に興味を持っているわけでもなく、、  随分 昔に とある式典で、たまたま地唄?とか日本の伝統芸能の『人間国宝』が 御自身の芸の ほんの”さわり”だけを式典ステージで御披露くださったのですが、それを聴き 度肝を抜かされたわけです。そこは収容人数1000名を超える大きな公会堂で、次から次にお偉い方々が式辞を述べられ その後に地域の合唱団とか舞踊など芸能発表が続き そろそろ多少退屈を感じていた時です。 

その人間国宝が唄い始めた途端に 周囲の空気が一変!  あたかも深山幽谷に迷い込んだような、、夜明け前の 薄青い霧がたちこめる森にたたずみ、遠くから聞こえる 心地よい響きに 身を任せている様な感覚・・・ アレは 凄い体験でした~

そんな経験もあり、日本の伝統芸能には格別な尊敬の念を持っております。もしやコチラの”詩吟”にも アノ感動が味わえる のではないか?と期待を込めて落札!! 

ところがレコードから聴こえてきたのは、北関東なまりのご婦人の妙に力のこもったナレーション  うわー! 残念、コレは違いましたわ~ ガクッ

 

   初めてみた チック・コリア のソロ盤

コチラはこれまで チック・コリア のディスコグラフィや銘盤紹介本 その他の資料でも一度も見たことが無い珍しい盤です。

こういった知られていない盤は有名アーティストでも人気は薄く全く競ることなく1円にて落札でした。恐らくは正式デビュー前の若い(学生?)時代の音源なんでしょうかネェ・・ 独自のフレーズもラテン色も殆ど感じられない新鮮なサウンドでしたわ~ 

 

   ハレルヤか~

結局1円盤では、期待を大きく逸れて 大失敗した としても 損失が極小ですから 気兼ねなく 訳の分からん盤にも手を伸ばせるというメリットがあります。そんな気持ちで落札した一枚

英国の爆笑コメディ Mr. ビーン も教会の礼拝で このフレーズだけ ”ハレルーヤ” だけ大声で唄っていましたので、どんな感じかなぁ~ という感じで落札

B面は ”アヴェマリア” でしたが、、 美しいソプラノの歌声を聴いていると コレは『心よりの感謝』なんだろう と感じました(正しいかどうかは?)  生かされてる喜び、家族の幸せ、収穫への感謝 等々の神への感謝の歌なんだろうと思いました      1円じゃぁ 勿体ない

 

   フラメンコギターのマエストロ

フラメンコギターと云えば マズ第一に思い浮かべるのは パコ・デ・ルシア です。何故かと云えばJazz系ミュージシャンとの共演も多く馴染みもあるからなんですが、、

コチラは未知のギタリストなんですが 見るからに上手そうに見えますし、コレまで聴いたことのない スペイン盤 ということで落札 

コレは 凄く良い盤 でした!! 演奏も、録音も、盤質も、すべて優秀です  Jazz系だと やたらオンマイクで録音するので、小さい音で細かいフレーズを弾くと 運指ノイズやピッキングノイズやらの操作系ノイズばかり目立ってしまいます。コチラは あくまで”響き”重視のクラッシック録音で、細かいフレーズでも一音一音がキレイに聴こえてます。 また初めての スペイン盤 なので 果たして盤質はどうか? と不安でしたが、スクラッチノイズも少なく盤質も良好でしたわ~  1円でも大満足

 

 ◎  ヘンデル 水上の音楽

フルオーケストラの交響楽というのは、ウチのオーディオでは まだまだ能力不足でもあり 満足のゆく再生ができません  従って どちらかと云えば交響楽は敬遠がち ではあるのですが、今回はERATOレーベルのフランス盤ということもあり、もしかして良いかも? にて落札

コチラも かなり優秀盤だと思われますわ~ 演奏も、録音も、盤質もマズマズ 

華やかで、きらびやかな音質を楽しめるのですが、、もしかするとRIAAカーブが少し異なっているのかも知れません? この点については今後の課題として、各レーベルとかプレスによるRIAAカーブの違いに対応できるプリアンプをどうにかしたい と考えております。

 

  RCA銘録音 LIVING STEREO リビングステレオのサンプラー盤

ご興味の無い方には ナンノコッチャ ですが、、 1950年代後半から1960年代にRCA社にてステレオ録音された極めて高音質なレコードがリビングステレオ盤です。 ようやくステレオ録音の器材が出揃い整えられた頃に、演奏者・録音技師・プロデューサーが一体となり ”高音質盤” を目指して製作されたのがリビングステレオのシリーズです。

それらの音源は 今でも素晴らしい音質なので 当然ながら 人気盤でもあり高額にて取引きされております。 これまでも折々にはヤフオクで入札するものの当方の予算では太刀打ちできず競り負けするばかりでした~ で今回は、サンプラーでもあり 更には不人気な日本盤でもあるので格安で入手できました

イヤハヤ、コレは 誠に残念 でございました~ きらびやかな高域も、左右前後の隅々にまで響き渡る残響も、リビングステレオの良いところを全てカットしてしまった  いわば残骸みたいな日本特有なる音質でしたわ  ガックリ~

 

 ◎  期待満々のアンドレコストラネッツ

詳しくは存じ上げないのですが、何となくゴージャスなストリングスサウンドが聴こえるような気がする アンドレコストラネッツ   今回たまたま見つけまして ナント1円だったので迷うことなく落札

アッチャ~ コレも残念!! やはり日本盤(格安の理由)の特長を見事にまで象徴する音質=きらびやかな高域も、左右前後の隅々にまで響き渡る残響も、全てカットしてしまった  いわば残骸みたいな日本特有なる音質

ジャケットもチョット怖い雰囲気なんですが、、 恐らくは元々の米国盤ならば相当美しいゴージャスなストリングスが繰り広げられているだろうと思われるレコードです。

このように1円盤にも 納得の優秀盤もあり決して侮れない感じですネ~

まだまだこれからもレコード掘りを楽しんでゆこうと思います!!

 


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