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ELEKIT TU-8200R 組立て完了 + 球ころがし

2023年05月06日 | 真空管アンプ

その後の シングル真空管アンプ=TU-8200R キット の組立て状況ですが、、

  前の報告から一か月近くも経ってしまったわけです

 少し前に ようやく完成し、上質な”球アンプ”のサウンドを楽しんでおります~

で前回のブログの終りに、仮組み上げ時のテスターチェックで『オーディオ入力信号が途中で途切れてしまっている』という恐ろしい事態が発覚した事を記述しました。回路図とにらめっこしながら信号経路をたどってゆくと、、 

   ナ~ンダ そんな事か! 

上の写真で基板の右下あたりに”UNIT-1 まるB”の印刷があり小さなスイッチがあるのが見えるでしょうか その小さなスナップスイッチが入力切替スイッチになっており、たまたま『入力2』になっていたわけです!! 私が一生懸命 『入力1(ロジウムメッキ入力端子)』からの信号経路をたぐっていたので このスイッチで途切れていたわけでした~  おでこの老眼鏡をさがすジジィの如し

ここで”出来上がり~”と ボンネット類を取り付けてしまうと 不測のトラブルが生じた場合、また全部取り外さないといけなく面倒なので 確実に正常動作が確認できるまでは このネイキッド状態で動作することにします。

この段階では真空管は付属品のJJ管(ロシアかスロバキア製)6L6GC12AU7を使っております

(写真を取り忘れていたので、後日ボンネットを取り付けてからの撮影)

  後面パネルです

左端に2系統の入力端子があり 左側が入力1(ロジウムメッキ) 右側が入力2(付属パーツ) になっております。 

果たして端子の違いがサウンドに現れるのか?という疑問が残っていたわけですが、、

見事に ありました!!  いやはやココまで明確に違いがでるとは思ってもいませんでした~ 明らかにロジウムメッキの端子は『信号を残すこと無く、全てをしっかりと伝えてくれてる』という印象 付属パーツだと良い所を削ってしまってる(全てを伝達しきれていない)感じがします。

しばらくはネイキッドのまま動作チェックをして、いよいよ間違いない と確信できてからボンネット類を取り付けました。この際も キット の完成度の高さを実感できましたネェ・・ 何しろ説明書に従って組み立てれば ネジ穴もキッチリ・バッチリと決まりスィスィとネジ止めできますから 実に気持ちが良いです!! 毎度の自作DIYならば、いちいちネジ穴も細かな位置調整が必要だし イッパツでネジ穴が決まる事など滅多にない事ですわ~

説明書によると この後に各種シール(スイッチの名称とか)を貼り付ける のですが、、 きっと貼付けに失敗するだろうと考え 当面はコノ のっぺらぼう 状態でゆきますわ~

  勿論 底面には オヤイデ電気製のスパイク足を取り付けております!

 

で、ココで、

  早速の 球ころがし です!!

付属のJJ管も十分に満足なサウンドが聴けているわけですが、たまたま お手頃価格ながらも相当期待できそうな互換球を発見してしまったわけです  米国フィリップス社の 1980年代中旬頃のビンテージ管  PHILIPS ECG 7581A(左)PHILIPS ECG 6189W(右)   ネット情報からコチラの球が素晴らしいという評判を見つけて、早速にも入手しちゃったわけです 初めは出力管だけを交換してみたのですが、評判通りの素晴らしさに感激して 早々に電圧増幅管も入手したという感じです。

  最終的に定位置にセットした状況

こんな感じで、 実にこじんまり(迫力の無い) とした お上品な佇まい でしょ

 

  とっ、ところがですヨ、、

   夜になり、辺りが暗くなると、、

   この 妖しさ 怪しさ ですわ~

   これでも どうだ!!

   この 微妙な 妖 し げ な ブ ル ー  が堪らないのだ

 サウンドもグッド 

   見栄えもグッド 

     大満足です!!

 

またまた  球アンプ の魅力にぞっこん が続きそうです~


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