先日入手したスピーカーケーブルですが、やっと ほぼ体裁が整いました。
そのままですと、せっかくの真っ白の表面が汚れたり傷付いたりしそうなのでAETの完成品を真似して外装チューブを被せてやりました。
あわせて熱収縮チューブも被せて、結構それっぽくなりました!!
ちなみにパワーアンプはマッキントッシュMC7270なので、アンプ側には小さい径のYラグ(クライオ処理済み)を取り付けてあります。
フルテックのロジウムメッキYラグですが、実は内部は仮止め状態なのです(ある小細工を計画しており現段階では圧着固定ができないわけです)。
これは、なかなか良いです!!
あくまでBGMとして、スピーカ前1~2メートルくらいで気にならない程の極小音量(マッキンのブルーアイズ内のメーター針はピクリ微動だにしません) にて鳴らしているのですが、以前と比べて格段にバランスがとれて聴こえてきます。
これまではここまで音量を絞るとバランスがくずれ、しょーもないサウンドになっていたのですが、見事に低域から高域までスッキリと伸び、ダイナミックレンジも拡大している感じです。
交換直後はクラッシク系は良いが、ジャズ・フュージョン系のパンチ力が全くなく『アッリャ~!』てな感じがしましたが、次第にパンチ力も出てきております。
上下左右への拡がりも著しく、音像もかなりリアルさが増してきました。にわかには同じスピーカとは思えないほど、うれしい改善となっております。 まだまだエージング途上ですので今後の変化も更に楽しみになってます。
あくまで個人の好みでしょうが、コイツはかなり気に入りました! (AETの上級ケーブルは、さらにブラッシュアップされたものとするならば相当にスゴイものなのでしょうネ~)
ホントに近所なら飛んでゆくんですがね~
オーディオの世界も、ケーブルに凝りだすと一段と楽しみが深まります。
期待して交換したケーブルにガックリすることも多々あります。
恐らくアンプとかスピーカが上級機種になればなるほど、ケーブルの違いが明確に聴こえてくるものだろうと思います。
今回のケーブルも交換した後しばらく聴き込んでいると、アチラコチラに「もっと余韻をキレイに再現して欲しい」とか「端っこのバイオリンがまだしょぼい」とか願望が湧いてくるわけです。
そうなると同じAETでも今回の入門用モデルでなく上位モデルになると、きっとアレコレの願望が叶えられるんじゃないか?と新たな物欲がムズムズしてくるのです。
いや はや 奥深い、楽しい、危険な趣味ですネ