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Yaqin MS-12B 中華製真空管プリアンプ 雅琴 大改造 その1

2022年05月02日 | 真空管アンプ

このところのアナログ気運の盛り上がりにて、長年放置していた中華製プリアンプを動かし始めております。

コチラはプリアンプというよりは、フォノイコライザーアンプという位置づけなのかも?

実に不思議なデザインになっておりまして、メーカー名やモデル名が明記された正面(なのかなぁ?)フォノ入力アース端子があります。

裏側と考えられる面に、AC電源の入力やCD入力と出力端子がある、という変則的な構成になっているので非常に使い勝手の悪いアンプです。

既に内部基板が外されているので、丸い穴が目立ちますが改造が完了すれば その部分に真空管やコンデンンサーが取付く予定

これまではメーカー製のアンプやプレーヤを改造すると云っても、回路はそのままで抵抗なりコンデンサーなどを自分の好みのパーツに換装するというのがメインでした。ところが今回は、たまたまネット検索で見つけた 大改造=回路そのものを変えてしまう を実行しようとする 危険極まりない暴挙なのです。

何故 いきなり真空管アンプの大改造に挑戦するかと云いますと、、

当機の情報が何かないだろうか と Yaqin  MS-12B にてアレコレ検索していたら、 [ Putting LIFE into the Yaqin MS-12B ] (= MS-12Bに生命を吹き込む!!)という刺激的なタイトルの Les Carpenter 氏が紹介する75ページにも及ぶ大改造マニュアルに巡り合ってしまった からなのですわ~

当初は、改造作業が難しそうでかなり複雑な内容なのでチョットハードルが高いなぁ と諦めかけましたが 時間をかけてマニュアルを読み込んでゆくと案外出来そうな気に成ってきたのでトライすることにしました。

しかし一旦完成している基板の回路を換えるという作業は相当に面倒臭いのは間違いないです!!

コチラがメイン基板で、既に回路を換える部分のパーツをほとんど取り除いております。

 ◎ 下が取り外したパーツになります。

モノが良いのか悪いのか判りませんが、左側に並んでいる青い四角の部品はフィルムコンデンサーでありまして、私が好んで使っております PARC Audio のフィルムコンデンサーに酷似した形状・サイズなのでひょっとすると高音質なのかも?

◎パーツを取り除いたあとは回路変更の大作業です

  ★ここで百均工具が大活躍してくれました!!

パターンをカットしたり、ジャンパー線を飛ばしたり するのですが、それに併せて新たなパーツを取付けるために基板に穴を開けなければなりません。直径1mm位の穴を開けるのに手頃なハンドドリルはないものかと検索すると百均でピンバイスなるドリルを発見

     ★ これは便利ですネェ~ 

ダイソーでは1mmと1.5mmの二本組、セリアでは1.2mmの一本モノを入手。 やはりダイソーの二本組よりセリアの一本モノの方が切れ味が良い感じでした。

真空管アンプなので回路自体はそれほど難しくはないのですが、求められる抵抗やコンデンサーの数値が微妙なモノが多く、それらの数値を得るために並列合成したり直列合成したりと かなり手間取っております~

真空管の周囲には、これでもか! と云わんばかりにパーツが乱立し、これでは高音質は望めないだろうなぁ・・・

求められる抵抗値を実現するため  ナント3本の抵抗を直列合成したり  とか 無 茶 苦 茶 ですわ

一旦入手したパーツがどうにも気に入らなくて、また別の業者から取り寄せたりと中々完成が近付いてくれません

 

果たして作業が完了し、無事に音出しができるのか? 

全くの未知数ながら、ともかく大改造作業を続けております~


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