最近読んだ本を2冊紹介します。
『見捨てられ不安』とは、かなりの方々にとっては初耳の言葉なのじゃないかと思われます。
お気持ちの不調では『うつ』症状が一般的で知名度もあり、ご存知ない方は少ないでしょう。
これはどういった症状だろうかと読んでみると、恐らくはこういった思考や感情に悩み苦しんでいらっしゃる方は案外と多くおられるのだろうと思われました。
普段は無理してとりつくろって他人と接しているので、相手はそのお悩みに気付けないというところもより困難さが深い気がします。
しかしお悩みの方でも、より楽に暮らせる方策がいくつも挙げてあるので少なからず安堵があると感じております。
そして、こちらもかなり斬新な内容だと思いますが、、、
疲労というと、マズは肉体疲労すなわち筋肉の疲労が浮かびますネ
この本によると、筋肉疲労になるにはオリンピック選手やプロスポーツ選手のように超人的なトレーニングをしなければならないようです。一般の人々では「疲れた~」と感じてもせいぜい脳の疲労にとどまっているとのこと。
では何で「疲れた~」と感じるのか?
それこそが脳の疲労であり 休息=睡眠を求めている要求信号だということです。
体内の恒常性(体温、pH、水分量、心拍、等々)を無意識に調整してくれるのが自律神経なのです。
真夏の猛暑で体温よりも高い気温から冷房の効いた部屋に入ると、一気に10℃以上も温度が急変するなかでも体温を一定に保つ! 自律神経はこんな過酷な調整を文句も言わずに一生懸命にやってくれているのです。
だから脳の活動の一部である自律神経が体温調整などでヘトヘトになってくると、脳の疲労が顕著になり「疲れた~」という休息要求信号が発せられるのです。「疲れた~」を超えてしまうと熱中症など深刻な容態に陥ります。
脳の疲労回復には睡眠が一番であり、それゆえ眠りがとても大切なものとして解説されております。
以上 2冊とも脳に関する本ですが、どちらも新たな知識、重要な内容だと思いますのでオススメします。