
いざ書こうと思ったのですが、あまり覚えていない。
夏休みまではけっこう真面目に登校していたのですが、
劇団から離れてからあまり学校に行かなくなってしまったのです。
入学したばかりの授業で、いきなりノミと切り出しナイフを買わされた。
材木を削って、手で触って気持ちいいものを作れ、と講師にいわれた。
それで作ったのがこの写真のものです。
いまではカビがついて汚くなってしまったが、
これを両手で包むように触ると気持ちいいですよ。
どこかで(たしかあれは日本女子大の校舎の隅に落ちていた物だった)
拾った角材を切って、ノミで削って、ヤスリでこすり、
サンドペーパーで仕上げました。
あの頃、夜間の1年生はみな「基礎造形科」だったと思う。
2年になるとファッションやグラフィックやインテリアなどに別れた。
角材の授業のあとは、塩ビの板を熱でキレイな形に曲げる、
なんてことをやったっけ。
たしか絵も描かされたような。
週に1度あった美術の歴史の授業が好きだった。
スライドでいろいろな画家の絵を見た。
あの授業は勉強になりました。