丸木美術館に行く

2022年08月06日 | 暮らし

昨日、テレビ朝日の昼の番組(ワイドスクランブル)が、丸木美術館を紹介していた。
私は、うちの町の隣の東松山市にある丸木美術館に行きたいとずーっと思っていた。
しかし、あまりにも近いせいか、なかなか行こうという気にはならなかったが、
その番組を観ていて行ってみよう、という気になった。
今朝8時から、NHKの広島平和記念公園の中継を観ていた。
それを観ていて、今日は絶対、丸木美術館に行こう、と思った。
私は、広島平和記念公園に1996年に行っている。
高1の息子たちに、龍彦(23歳で亡くなった私の友)の墓参りに山口に行くと行ったら、
次男が一緒に行くといってくれた。
山口の龍彦の家に行った帰り広島に寄ったときに、息子と平和記念公園に行った。
(私は、24歳のときに長崎平和公園には行っている)
広島平和記念資料館のいろいろな資料を見た。
これはなかなか見ていて、精神的につらいものでした。

丸木美術館は、家から10.3kmのところにあった。
30分ほどで着いた。
カーナビに従って普通の幅の道路から細い道に入った。
その道は車1台がやっと通れる100mほどの道で、
反対から車が来たらすれ違えない道だった。
丸木美術館がこんな場所にあったのかと、正直衝撃を受けた。

入り口で800円を払って入場した。
普通は大人は900円だったが、今の期間は800円でいいらしい。
「2階に行って下さい」といわれたので行く。
原爆の図第1部「幽霊」があった。
>原爆の図第1部《幽霊》は、修復作業のため原寸大複製屏風を展示しています。
となっていて私はがっかりした。
複製画にはあまり感じるものがなかった。
その絵のあと私はゆっくり歩いて絵を見ました。
見学していた人は私を入れて7・8人ぐらいだったろうか。

第二部 火
第三部 水
第四部 虹
第五部  少年少女
第六部  原子野
第七部  竹やぶ
第八部  救出
第九部  焼津
第十部 署名
第十一部 母子像
第十二部 とうろう流し
第十三部 米兵捕虜の死
第十四部 からす

私は、じっくりと絵と対峙しました。
外に出て、この美術館は交通の便利なところにあったほうがいい、と思った。
もっと多くの人が見やすいように駅の近くにあったほうがいい。
東松山市は、ここを市立美術館ということにはできないのだろうか?

こんな素晴らしい美術館なのに。

コメント
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