小倉さん、そこまで言っていいんですか…!?がんサバイバースペシャル対談:小倉 智昭×笠井 信輔〜笠井信輔のこんなの聞いてもいいですか?2021〜
小倉智昭さんの膀胱がんの話を聴いていて、私は胸が潰れそうになりました。
小倉さんのがんの経験と私のがんの経験に、違うところがあります。
でも、同じ膀胱がんです。
小倉さんが最初に診察してもらった病院は、松田優作が行った病院だと言う。
「あの人は、膀胱がんで治療しなくてはいけないのに、ハリウッドに行きたいからと行ってしまい、
帰ってきたときは手遅れになっていた。でも松田さんよりあなたのほうがひどい」と言われたらしい。
小倉さんは、最初に膀胱全摘出したほうがいいと言われたが、悩んでしなかったと言う。
2年間治療をしてある日、大出血をしてそれがきっかけとなって膀胱全摘出したらしい。
その大出血を奥さんに見せたら、
「女性はこんなのいつものことよ、たいしたことない、あなたは大丈夫よ」
と言われ、妙に安心したらしい。
小倉さんも膀胱全摘出にはかなり悩んだらしい。
私もそう言われたら、そうとう悩むでしょう。
小倉さんは膀胱全摘出したときに、ストーマ(人工膀胱)ではなく小腸で作る代用膀胱にした。
これだとゴルフに行ったときに仲間と一緒に風呂に入れる。
しかし、小腸には神経がないので尿意をもよおさない。
なので尿がたまるまでに排尿しなくてはいけない。
最初の頃はいろいろ失敗したらしい。
尿パットを交換するために多目的トイレに行かなくてはならないのだが、
バカな奴が、多目的トイレを違う目的で使ったために入りずらくて困ったと話していた。
長い(30分ほど)動画ですが、膀胱がんに興味ある方は見て下さい。
小倉さん(膀胱がん)と笠井さん(悪性リンパ腫)の体験した貴重な話が聴けます。
今日のYAHOO!ニュースに、<「視聴者を舐めるんじゃないよ」と常に言ってきた--
ワイドショーを「変えた」小倉智昭が語る、キャスターの矜恃とこれから>という記事があった。
これにも興味深いことが書いてありました。
読んでみて下さい。