句会のこと

2013年05月19日 | 健康・病気

先月の句会「わいわい雑俳塾」で久しぶりに優勝した。
先月といってもこの句会は月末が投句締め切りなので、実質は5月の句会になります。
1日にASAHIネットの「わいわい雑俳塾」の会議室に投句一覧が出て、
10日までに句会の参加者が選句をします。
そして、15日に結果が発表される。
私はいつも、月末の深夜にメールで投句している。
締め切り間際ではなく、もっと前に句をつくって投句すればいいのだがいつもそうなる。

今回の兼題は、「藤」「行く春」<“門”しばり>でした。
「行く春」は、それなりに思いもありなんとかつくれるだろうと考えたが、「藤」には困った。
藤という花になんの思い入れもなかった。
そして<“門”しばり>だ。
“門”という文字を入れて句をつくるのですが、途方に暮れました。
                   
 ひとはみな藤棚の下寡黙なり       3 
 行く春や悲しきことも連れて行け     3 
 轟々と水門流る春の水           6 

これが私の句です。
結果は、12票入って優勝しました。
今回の参加者数は7名でした。
選句はそれぞれの兼題の句から1人3句選びます。

この句会、15・6年前は20人近く参加者がいました。
それから比べると現在はさびしいです。
亡くなった方も何人かいます。
1997年の4月の句会を読んで見たら、私が優勝していた。
このときの参加者は17人でした。
兼題は、「蛙(かわず)」「柳」 <春の装いしばり>だった。

  遠蛙ぽつりぽつりと母の愚痴         14
  野良着かけ父は一服猫柳              6
   春柄の缶ビール買い街をゆく          9

このときはまだ母が生きていた。
私が茨城に帰ると、母の愚痴をいつも聞かされました。

コメント (2)
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