八日目の蝉

2011年06月02日 | 健康・病気

火曜日と水曜日の深夜(00:15 ~ 02:30)「録っておき再放送・八日目の蝉」(NHK総合)を観てしまった。
原作は、角田光代による「八日目の蝉」(中央公論新社刊)。
2日間で6話全部観ました。
観てみたいと思っていたドラマだったので、躊躇なく観た。

野々宮希和子の不倫相手は、「離婚しておまえと暮らす」といっていたが、
女房に子どもが出来ると希和子に冷たくなった。
彼女は、堕胎をして子どもの産めない身体になってしまう。
希和子は、男の家に忍び込み赤ちゃんを誘拐して育てる。
なんでなのかな、誘拐という犯罪を犯した女を私は応援してしまっていた。
でもしょせんむりなんですね。
戸籍もない〝親子〟なんですから保険証もなく、子どもを小学校にも入れられない。
結局5年半で捕まってしまう。
このドラマは、誘拐された子どもが成長して大人になったことも描かれている。
ラスト、自分を誘拐した犯人を母と思って暮らした小豆島に行く。
このあたりは悲しかった。
私は涙をいっぱい流しました。

蝉は、7年間、土中で生活して、地上に出たら7日ほどで死んでしまうという。
蝉は7日で死んだほうがよい。もし8日目まで生きると他の蝉が見なくてもいいものを見てしまう。
でも、それはイヤなことかも知れないが、いいこともあるかも知れない。
私は、8日目まで生きていたいか?
いや、私は他の蝉と一緒の7日でいい。長生きはしたくない。

それにしてもすごいストーリーですね。
この題名で検索すると、あらすじを書いたサイトがいくつかあります。
私は小説を読んでみたくなりました。

今年、映画化された。
映画も観てみたいです。
壇れいもいいが、永作博美が大好きです。

 

コメント
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