診療逃避

2011年06月03日 | 健康・病気

本日私は、佐久のH皮ふ科クリニックに行った。
前回行ったのは5月6日だった。(女房に無理矢理連行された)
手の荒れがひどくなったので治してもらいたくて行った。
そのとき足に水虫があることをいうと、足と手の皮膚を採って調べた。
そして、「手の荒れは足の水虫とは違う」と医師ははっきりいった。
その日、手と足の薬の処方箋を書いてくれて、隣の薬局で2種類の薬を買った。
そのときの治療費と検査費の合計が1810円。
薬局で買った薬代が820円だった。

2週間ほど薬をつけていたが、どうもかわりばえがしない、というより悪くなったのでつけるのをやめた。
すぐに皮膚科に行きたかったが、仕事が忙しくてなかなか行けなかった。

今日、そのことを医師に話した。
「足のほうはどうですか?」と医師がいう。
私は、手の荒れをどうにかして欲しくて皮膚科に来たのだ。
「手の薬がきかないので、足の薬もぬっていません」
「だめだな足は別なんですよ。白癬菌なんかが増えてもっとひどくなったらどうするんですか」
医師が怒鳴るような感じで私にいう。
「手が薬でひどくなってしまったから、足も薬をぬる気がしなくなってしまったのです」
「水虫は早く治療しないと大変なことになるんですよ。ちゃんと薬をぬってくれなくては困ります」
そういいながら、医師は今日も足と手の皮膚を採り検査した。
「私は足はいいんです。手の荒れを治してもらいたくてここに来たんです。
 水虫は、もう30年以上もつきあっている。別に痒くもないですからこのままでもいいんです」
「そんなこといってはダメですよ。水虫は怖い病気なんですから」

30分ほど廊下に出て待たされた。
名前を呼ばれて診察室に入ると、医師がいう。
「足のは水虫ではなかったですね」
「この前先生は水虫といいましたね。さっきも水虫はきちんと治さなければ怖い病気だとも。
 この前の検査はいったいなんだったのですか?」
「………」
「それじゃ、足にぬるように処方してくれた薬が水虫用ということは意味のない薬だったということですね」

「私は、あなたの手はこの病気ではないかと思うのです」といってパンフレットを見せてくれた。
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という病気のものだった。
私は医師に、足の水虫についての私の質問に答えて欲しかった。
それを無視して医師がいう。
「掌蹠膿疱症は、手のひらや足の裏に、うみ(膿疱)が繰り返しできる皮膚の病気です」
私の手にも足にも膿疱なんて1つもありゃしない。乾燥して皮が剥けてそれが痛い。
パンフレットの写真を見ても、私のとはまったく違う。
この皮膚科の医師は何を診て私の手と足の皮膚病が掌蹠膿疱症だという根拠が理解できない。
まだ、30代の若い医師だ。
大学で何を勉強してきたのだ。

「よその皮膚科で診てもらって下さい。その上であなたがどこで治療するか判断して下さい」
私は、自分の耳を疑った。この医師は、私から逃げようとしている。
それじゃ、まだ2回しか診ていない私の手の皮膚病の治療はしたくないということか。
3ヶ月とか半年いろいろやってみて治らないからよその病院に行ってくれ、というのなら分かる。
まだ1種類の薬しか試していないんだよ。

本日の診察代が、950円だった。
私は合計3580円使って、手荒れはひどくなり病院で無駄な時間を浪費し、不愉快な気持ちにさせられた。
最近、こんな不愉快な出来事は少ない。
あれであの皮膚科の医師はこれからもあそこで〝営業〟していくんでしょうね。
私はこれから、ヤマダ電機の前のあたりを通るとき不愉快な気分にいつもなるんだろうな。

コメント (11)
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