3度目の禁煙

2009年07月10日 | 健康・病気

このたび私めは、3度目の禁煙をしております。
7月3日、息子たちの誕生日から煙草を吸っておりません。
別に、7月3日はなんの意味もないのです。
ただ、前日女房を軽井沢駅に送っていき、
そのとき煙草の在庫がそれきりでした。
そのときの煙草が夜の12時前でなくなった。
それがなくなったら煙草をやめようと決めた。

こんどで3度目です。
1度目が、たしか、27歳のときだった。
盲腸の手術で入院し9日間煙草が吸えなかった。
それから退院しても煙草をずいぶんやめていた。
半年ほどやめていたのか?よく覚えていない。
翌年の7月、息子たちが生まれている。
そのときには煙草を吸っていた。
(正直、この頃のことはよく覚えていません)

2度目が、さっき調べたら2002年の3月5日だった。
休煙2日目」という九想話が3月6日にあった。
私が50歳のときと記憶していた。
あのとき煙草が値上がりしたときだった。
家計を考えて“休煙”したんだなァ。
このときは、8ヶ月休煙した。
煙草を休んでいたら、会社が閉鎖するという発表があった。
ある日、親会社であった旭硝子のなんとか部長が来た。
その人が、そのときの私の生活を支えていた会社の社長でした。
その方が、私の勤めていた会社を閉鎖するとおっしゃった。
そのときの私の会社は、ホンダ狭山工場で生産する車の
ウィンドウガラスを製造して納めていた。
1年に1度来るかどうかの社長が来て、会社を閉鎖するという。
こりゃなんなんだ、という“怒り”の気持ちになった。

あちこちでいろんな時間に社員が集まり互いの気持ちをぶちまける。
私もちょっとした社員のかたまりがあると、首を突っ込む。
いろんなことがありました。
とうぜんみんなはそんなときに煙草を吸う。
私も、これからの生活のことを考えると不安になった。
正常ではいられない。
つい、「1本ちょうだい」なんて人差し指を上げ煙草を吸ってしまった。
あまりもらい煙草もなんなんで、自分で煙草を買うようになってしまった。
煙草常用者に戻るには時間はかからなかった。

それで今度です。
正直なところ煙草は私の体によくないとしみじみ思っている。
咳がすごい。寝ているときなんか止まらないんです。
痰もかなり出ます。
それに、月に1万円ぐらい煙草代がかかっている。これもキツイ。
なんといっても今の仕事の収入は少ないのです。
やりがいがあるから救われているが、暮らしがなりたたない。
1万円でも節約して暮らさなければ、私と女房の老後に未来がない。

とはいうものの、煙草は魅力的ですね。大好きです。
人間が生きるうえで最高の友人だと思っている。
これまでどれだけ偉大な芸術家の手助けを煙草はしているか!
こんな私でも、九想話を書くとき何本の煙草のお世話になってきたのか。

しかし、もう、私は煙草はやめます。
やめて1週間が過ぎた。
このあと何回煙草が吸いたいと渇望することでしょう。
でも、もうやめます。

それはそうとして、7年前の九想話を書いている私と、
現在の私、あまり変わっていないな、と思いました。

 

コメント
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