ほぼ日デリバリー版

2007年03月15日 | 健康・病気

ほぼ日刊イトイ新聞(デリバリー版)が終刊になった。
正直なところとても寂しい。
編集担当の木村俊介さんが退社するためだ。
私が、「ほぼ日デリバリー版」を読み始めたのが2001年だった。
「ほぼ日刊イトイ新聞」のサイトに遊びに行くようになり、
「ほぼ日デリバリー版」に登録して読み続けていた。

「ほぼ日刊イトイ新聞」は、
ガンジーさんの日々の書き込みが好きで読んでいた。
ガンジーさんとは、癌を宣告され、余命2ヶ月といわれた65歳の男性です。
最初は家族のためにメールマガジンを書いていた。
ある日、糸井重里に「“癌爺”と申します。ハイ。」とメールを書いた。
それがきっかけで「ほぼ日」に連載となった。

この人の文章がよかった。
明るくて、癌を告知された人の文とは思えなかった。
私は、ガンジーさんにメールを書いた。
私もこんなものを書いていると「九想庵」を紹介した。
明るい返事が来ました。
そしてまもなくしてガンジーさんは亡くなった。

それから私は、ほぼ日には行かなくなった。
なんか有名人の文章を読む気がしなかったのです。
それでも登録してあるので「ほぼ日デリバリー版」は配信されてきた。
日本や世界中にいる人々のメールがよかった。
そしてそれを取り上げる木村俊介さんの気配りがよかった。
大好きでした。
最近は「茨城話」で盛り上がっていたのに、残念です。
これから木村俊介さんは文章を書いていくと書いてあった。
「ほぼ日」を辞めて、文章で食っていくということか。
またいつの日か、彼の文章を読めることを楽しみにしょう。
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ガンジーさんのことを書いた九想話
ガンジーさん」2001年3月25日
 「ガンジーさんからのメール」2001年4月12日
バイバイ、ガンジーさん」2001年12月22日

 

コメント
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