ワラビ採り

2007年03月13日 | 健康・病気
今ぐらいの時期だったかな。
子どもの頃、仲のいい友だちとよく山にワラビ採りに行った。
誰も風呂敷を1枚持って行く。
山に入るとすぐワラビが目につく。
それを1本2本と手で茎を折り採っていく。
左手で握れないくらいワラビを採ると、
それを風呂敷に包んで背中にななめに背負う。
2時間ほど山を歩くと、背中の風呂敷が
直径10センチほどになる。
そうすると家に帰る。

あの生家の近くの山のワラビはどうなったのだろう。
昔、ガスがそれほど普及していなかった頃、
薪が燃料だった。
野菜の肥料は山で採ってきた木の葉で堆肥を作っていた。
現在、ガス、化学肥料が普及し、山に行く人がいなくなり、
山は荒れ放題だ。
だからワラビ採りなど行く人もいないらしい。
さびしいけれどしかたのないことなのだ。

もし、できることなら、風呂敷1枚持ってワラビ採りに行きたい。

九想
http://www.ne.jp/asahi/qsou/an/

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