深夜の空爆

2001年10月16日 | 小説 エッセイ

昨夜、九想庵も更新し、
ASAHIネットの「かしの木亭談話室」に九想話をUPしたとき、
それはあった。
すごいミサイルが、おれのこころ目指して飛んできた。

>  九想さんの最大の欠点は、ものを書きながら、自分で照れている。
>  せっかく感情移入したいのに、書き手が照れていては、読者は少し白ける。

ありがたいミサイルでした。
どこかの国の、ある組織とは違って、
この空爆には、涙が出そうになりました。

>  九想さんは、せっかく、ふしだらな自分を可愛いと思って慈しんでいるの
> に、その自分に自信がない。だから、読者も、いいなあ、と思いながら、こ
> いつ、いくつになっても、自分を飾ろうとしている、もっと裸になれば、い
> っそ清々しいのに、と読みながら九想さんの筆のあとに何かしら酔えない。

この2発目のミサイルには、九想の対空設備が粉々に吹っ飛んだ。
蒲団にもぐってグダグダ考えた。
ラジオをつけるとラジオ深夜便で、
山口百恵の「しなやかに歌って」がかかっていた。。
それを聴きながら…、寝てしまった。

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上の文章では何のことか分からないですね。
「かしの木亭」に参加している
文芸編集者を35年やっていたあるひとが、
私の小説を読んで感想をくれたのです。
うれしかった。
これを機会に、こころを入れ替えて、
〝裸になって〟小説を書く決意をしました。

コメント
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