気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

名残りの紅葉、大荒れの冬

2014-12-17 10:54:04 | 生物、自然
雪だ雪だと昨日の天気予報でおどされてたので、朝そーっとカーテン開けたけど、積もってない。ちらちら降ってはいる。タイマーのおかげで室内は暖かいし。相方はいつもストーブの灯油を寝る前にいっぱいに入れてくれてる。ありがたい!
この冬初めて、相方は亡くなったいわきの父のテーラー仕立てのウールのコートを着て行った。9月に帰った時に洋服ダンスに吊るしてあったのを着てみたら、小柄な義父なので袖が少し短いけど、しっかりした仕立てはさすが!持ち帰って来た。東北のコートなので分厚く暖かい。これでソフト帽かぶったら紳士だね、って。で、いつものようにJRで出かけたら、散歩中にメールが来て「強風のため福吉で止まってる。」だとさ。海沿いなので風でけっこう止まるんだよね。そのうち動き出すだろうけど。バスで行けばって言ったんだけど、定期使わなきゃもったいないと思ったんだろ。

ワタシはなるべく気温上がってから、と片づけしたりして8時ごろ出発した。庭に出てみたらうっすらトタン屋根には雪が積もってる。昨夜庭の植木鉢を室内に入れておいてよかった!ブーゲンビリアやキリンソウほか7鉢。
橋を渡ったあたりに羽が散らばってるので、これは…と思ったら、やっぱり、川沿いの遊歩道横の道路でハトが無残に轢かれて転がってる。自転車通学の男子たちが、サイアク!ヤッバイ!と叫びながらよけて行った。
川にはウが8羽、コサギ、ヒドリガモ。
お城の石段にはまだ名残の紅葉。ジャージのポケットに手を入れて下りてきた部活姿のW高生、坊主頭の耳も鼻も真っ赤。寒いね、と声をかけると、寒いです、と。若くてもこの気温にジャージじゃね。風邪ひかないようにね。
見下ろす東の浜は白波が押し寄せる。
厳しい冬の海。
とても水汲めそうにないので石垣の道に上がって風をよけながら歩く。戻ってくる上品わんこ奥さん。わんこを抱いて。「寒いからもう戻って来て。」「ぶるぶるしてるね。」「外でシッコとかさせてから帰ろうと思って。」熟れて少し柔らかくなった大きな柿をもらった。
海の家のおばちゃんと半分こしよう。おばちゃんはダウンと帽子の上にフードつきのジャケット着て、フードをすっぽりかぶってる。キクちゃんもぬくぬくのフトンから動こうとしない。今朝はもっと風の吹きよった、今はまだまし、夜中中戸のガタガタ言いよった、と。この古い土間の家はほんとに寒いよね。昔から住んでれば耐えられるんだろうけど。
テレビの韓国ドラマはいよいよドロドロ度が…。うむむ。コーヒー飲んで温まって帰ってきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町田川のウ、今年の映画

2014-12-15 17:43:08 | 日記
霜の降りた今朝はウが8羽並んでた。ヒドリガモは首を羽に突っ込んで寝ている。
風はないけど、砂浜の日陰はまだ白く凍ってるところも。ミユビシギ、シロチドリの群れが浜で休んでるとこへ、猟犬2頭がダッシュしてきて大慌てで飛び立つ。
打ち上げられた木製の本立て、こすれて痛んでるけどしっかりした木なので持ち帰ることに。
海の家のおばちゃんは、寒かあ、と、ダウンにニット帽。綿入れ出してこにゃ、と。こんな日には熱いインスタントコーヒーがありがたい。ワタシの苦手な韓国ドラマはもう終わりかけてたのでホッ。このごろなるべく遅く来るようにしてる。海を見やりつつ、「お、来たね、ウじゃろ、まだ少ないけど、真っ黒になって固まって来るもん、去年は。魚のいっぱいおるとかな、あがんいっぱいおったら、魚の食べられっしまうね。」「そんなには食べんでしょ。」「クジラもねえ、獲らんと、魚の少のうなる。増えすぎて、ニュージーランドのなんで?」「バカですよねえ。筋の通らん。」シーシェパードはサンゴ密漁の中国船をターゲットにすればいい?

選挙もねえ。腹立つ。投票せんからこんなことになる。若者よ、あんたら、戦争に行かされるようになってからでは遅いんだよ。適当な理由で投票権を行使しない人たち、香港の学生に恥ずかしいだろ。

もう少しで今年も終わる。つらつらとメモ日記を見てて、今年見た映画ベストはなんだろうなあ、と。リストアップしてみる。
「少女は自転車に乗って」「ファッションを作る男カール・ラガフェルド」「鑑定士と顔の無い依頼人」「ブランカ・ニエベス」「ある精肉店の話」「アイム・ソー・エキサイテッド」「コーヒーをめぐる冒険」「イングマール&ベルイマン」「8月の家族たち」「チョコレート・ドーナッツ」「パガニーニ」「グランド・ブダペスト・ホテル」「めぐり合せのお弁当」「なまいきチョルベンと水夫さん」「ターニング・タイド」「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」「世界一美しいボルドーの秘密」…まだ忘れてるのもあるかも。一番を選ぶのは難しい。いくつか面白くないのもあるけど、いろんな国のいろんな映画、ほとんどがそれぞれにいいからね。今年もう一本見る予定は「ストックホルムでワルツを」これ絶対。
来年はどんな作品に巡り合えるかな。
大事なの、忘れてた!(脳が委縮してるから?はは!)一番最近見た「美女と野獣」フランス版実写宮崎アニメ風?とても美しく楽しくドキドキの映画だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミヤマカラス、ゆんたく(おしゃべり)♪

2014-12-12 13:09:08 | 生物、自然
冬になると時々見かけるミヤマカラス。大陸からの渡り鳥。地元のハシボソカラスなんかに囲まれて意地悪されてる時もある。
町田川、今朝は引き潮でヒドリガモはいないみたい。昨日は雨で来なかったから、一昨日のことだけど、ヒドリガモ10数羽、マガモ数羽、コサギ8羽、ウは3羽いたね。それなのにいつもいる河口に近い浮きにぜんぜん鳥がいないと思ったらネコがのっそり浮きの上を歩いて川岸に戻るところ。鳥をねらって渡ったけど、逃げられたんだね。
遊歩道をベビーカー押しながらカラスやトンビの飛ぶのを指さしてしきりに子供に話しかけるばあば。おはようございます、散歩ですか、と聞くと、保育園に連れて行くところだと言う。一歳?2歳の女の子が見上げてる。そうかあ、子供にとって親じゃない世代の大人が相手をしてくれるのは世界が広がること。働く親じゃ忙しくて鳥を見せて話をするゆとりはないよね。ばあばにとって孫は新しい命と感性の新鮮さを直に感じるから可愛いんだ。ワタシはまだ孫持ちじゃないけどわかる気はする。もともと子供(特に女の子)は苦手の方だけど。ある程度大きくなった男の子は一緒に遊んでくれるから面白いけどね。

河口からの青空、糸島半島、浮岳。

お城に上がると、散歩に出た時間が遅かったので、売店のおばさん(ごめん、ワタシより若いけど)が出てくるとこで、「イノシシ、どうなったですか?」と聞いてみた。先週、イノシシ親子がお城に出たと聞いたので。そしたら、後から出てきた職員の若い男性が引き取って、「ワナば仕掛けとるですけど、もう、おらんでしょう。上までは登ってきとらんて、(工事の人たちが)言いよったです。一回、きむら旅館の方におったて言うたけど、その後は。隠るるとこも無かですし、食べるもんもですねえ。ちょっと出てきただけで、どっか戻ったっでしょう。」「散歩でもしよったんですかね。」よかった。イノシシは泳ぎも上手いし、川渡って山でも町でもどこでも行けるよね。

浜では久しぶりに上品わんこ奥さんと立ち話。先日福岡行きのバスで後からご夫婦で乗ってきた時会ったなあ。ご招待の歌舞伎座に行くとこだったとか。ワタシのことを、独特のファッションですよねえ、と。ま、誰に迷惑かけるでもなく古着でももらったものでも好きなの着てるからね。服の話、スポーツジム、プールの話などいろんな話してるうち、わんこが寒さでぷるぷるしてきたので、ごめんごめんと別れた。

海の家のおばちゃんとコーヒー飲んで、ストーブで焼いた焼き芋分けてもらって少しおしゃべりして帰ってきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちくちくつくろい物、楽しい老後?♪

2014-12-11 18:18:53 | 日記
ホットカーペットの上に敷いているゴザ、通るときつい縁を引っかけてだんだん破けてきたので修理した。ありあわせの布切れでカメを作り、2か所に縫い付けた。座り込んでけっこう時間かかったけど、ちくちく縫い物は楽しい。あとで肩首腰が…。

火曜日は福岡で高校の友人2人と久しぶりのランチ。二人とも母親が認知入っててなかなか大変みたい。一人は、やっとデイサービスに週二日行くようになってランチもできるようになったと。もう一人は家にいるけど、大家族なのでなんとか人目はあるから外出もできる。おしゃべり好きのお母さんなんだけどねえ。やっぱり足悪くなったりして外出しないと刺激がないからかなあ。うちの母はその辺、もたもたしながらもひとりで出かけていくからえらいなあ。

パスタランチとコーヒーでおしゃべりして1時半ごろ解散。ワタシはそのまま歩いて実家へ。誰もいないけど、店子のコーヒー屋さんに会釈してとりあえず見回り。異常なし。別の(中学の)友人に教えてもらった大濠公園近くのギャラリーに、絵を見に行った。なかなか斬新ないい作品たち。動物モチーフが生きてる。もう一つのギャラリーの染め、版画の作家さんもよかったね。そこから電話して友人宅へ。1年以上前引っ越ししておいでよといつも誘われるけど一度も行ってないので、この日は寒くもなかったし(彼女の前の住処はとにかく寒かった!)。
前より南向きのいい感じのお宅、大濠公園が一望に、快適に住んでる様子。帽子の作品も(帽子作家)いろいろ見せてもらってアイデアもらって。コーヒーでゆくりおしゃべりして夕方別れた。
福岡が故郷だと友人もいるから、老後も?楽しくなりそう♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕刻の博多湾

2014-12-08 18:37:13 | 日記
土曜日、同窓会に出かけた高速バスの窓からの空。午前中は雪がちらついたり、サイアク…と思ったけど、時間を追ってだんだん空は明るく、寒気も緩んできた。途中、いつも雲がかかる糸島半島あたり、暗い空に虹の端っこが現れ、いい兆しだったね。
ディナークルーズは、食事が順に出てくるので、いつものおっさんのお座敷宴会(嫌いだ!)ぽくはならず、話も少しはできたし、よかった。食事はイマイチだったけど。

今朝の町田川はヒドリガモ18羽、ウ2羽、アオサギ1羽。昨日ほどの冷え込みはない。お城下の掃除のおばさんは、「寒か。足にカイロ貼っとるとですよ。」「あれはたすかりますねえ。」
浜に向かうとぽつぽつ雨が…。空はまだ明るいけど。急いで水汲み、海の家をのぞいたら、まだおばちゃんは寝てるみたい。キクちゃんが早く起きてえ、と走り回ってた。

午後、プールへ。けっこう混んでた。泳いでサウナ入ってシャワーして着替えてると、二人組の太めのおばさんが、「19歳の子がタクシーから降りて行方不明て。まだ見つかっとらんて。あすこんにき(あそこ辺)は山んごとして、わからんもんねえ。酔うて、わからんごとなったとじゃろか。若っかけん、よう、自分の飲む量ば知らんとかもしれんね。ちーと鍛えとかにゃ。ははは。」続いて「酔っぱろうたら、電信柱に登らす人のおると。」「ばって、あれに登るとは難しかろうもん?」「いや、上手に登らすと。上までは行かんよ。途中からちゅーて、下りて来ると。」「へーえ。」「いっつもじゃけん、周りん人は、登る高さで、あー今日はだいぶ飲んどらす、とか、まだあんまり酔うとらっさん、てわかるとて。」おばちゃんの話は次々広がっていく。その場にひとり、いると和むゆかいなおばちゃん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする