気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

上五島からの旅

2022-05-26 19:26:49 | 生物、自然

楽しいクルージング3日目は平戸の度島泊。漁恊に許可もらって離島にしては広くて立派な漁港に停泊。民宿でお風呂か食事もらえないか聞いたら、ウニ漁にみんな出ているので忙しくてとてもできないと断られた。サバイバル大将がウニを分けてくれないか掛け合ったら、夕方帰ってきたら少し分けてくれるということに。集落を歩いてると暑くなってくる。小学校の近くにはこいのぼりがはためく。売店で野菜や食材、氷など買いこむ。サバイバル大将がアイスを一箱買ってみんなに分けてくれた。美味しいね!一本残ったのは漁協のお姉さんにプレゼント。

で、釣り組はおかずの魚を釣り始めたけど、ほとんどベラ。

こんなユリも咲いてる。港の岸壁にはコバルトスズメが群れていてサンゴが生きてる!こんなとこまで?海水温上がってるんだ。

夕方漁船が戻ってきた。大量のウニ!2千円くらいで山のようにくれた。サザエもいっぱい。おまけにゆでた小さいワサビ貝というのも。漁師のおじさんがもらったと言う大きなタコを、要るね?とひっくり返し、岸壁のコンクリの床にバシバシたたきつけて柔らかくして、ほら、足、何本?と三本切ってくれた。金はいらん、て。

タコ足は、生で(生きたまま)薄切りでみんなで味見、甘い。漁師さん、こんな生きとると食うとは一生に一度くらいしかなか、って。あとはスライスしてバーナーでサッとあぶって刺身!

漁師の奥さんがウニと混ぜてウニ醤油も旨かよ、と言うので、割った中身を混ぜようとしたら、あーあ、もっときれいに、汚なかとこば、ちゃんと取らんと、と教えてくれる。そうか、ウニって商品として出す前の処理が手間なんだ。それで、今日は夜中一時二時て言うわけ。漁師さん、ありがとう!苦労して育てて限られた短期間だけ潜って取ってそしてきれいに処理して市場に出してくれるのだ。一仕事終わってタバコ吸いながら朗らかにくつろぐ漁師さんとお迎えの奥さんたちの話聞いてるとなごむね。

釣ったベラも焼いて。

海の幸を楽しみながらの夕餉。暗くなるとこんな月が!みんな思わず立ち上がって…。写真じゃ伝えられない存在感。

翌朝、サバイバル大将がこんなでかいミノカサゴを釣った。相方とワタシは沖縄で何度も見てるけど、彼は初めて。とがったとこは全部毒があるから気を付けて絶対触らないように、と言ったら、慎重にごついペンチのようなのとキッチンハサミで上手く切り落とした。

朝ごはんはTさんが作るトマト、キュウリ、厚揚げ、豚肉などの入ったスープ、卵を回し入れて。豚肉とインゲンの炒め物も美味しかったよ。この4日間はホットサンド作ったり、旅館の海の幸定食だったり、現地調達の魚、タコ、サザエなど豊かな食生活。みんなでワイワイ食べるとことさらに旨い。

さあ、出発、停めれそうな漁港を探しながら進むと、浅くてダメだと岸壁から止められたりして。最後は向島に。また釣り。船に乗り込む地元の漁師さん(ダイビングスーツの、ウニ、サザエ取り)が、大潮で浅くなるけん、船は別の場所に移した方がよか、と注意してくれる。じゃあ、帰ろう、と。もう湊浜漁港は近い。

夕方無事帰港!いい旅だったなあ♪離島は鹿に植物食べられた野崎島以外はウグイスほかにぎやかな鳥の声とカエルの歌。夜は静か~。

もっといっぱいのエピソードがあったけど、まあこのくらいで。仲間に入れてくれた皆さんに感謝!

 

 

 

 

 

 

 

 

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