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地震により家が傾いてしまった!

2013年04月10日 09時43分48秒 | 住まいのワンポイント

記事
は新聞からで、液状化によって、傾いてしまった家屋の修復方法、並びに傾きに対する感覚を書いています。傾いてしまった家を直すには、表のように、①ジャッキアップ ②薬液注入 ③コンパクション グラウチング、主にこの3種類があること、また、そのための費用は、500~1000万円すると書かれています。

次に、家の傾きに対する人間の感覚と被災者支援法の適用基準の表があります。人は、0.34度を越すと傾いていることを実感し、0.57度を越すと苦痛を感じる、としています。0.57ど言われてもピンときません。100cm(1m)離れて100cm傾いていれば、45度ですから、100cm離れて1cm傾いていれば0.45度となります。また、100cm離れて2cm傾いていれば0.90度となります。そこで、大雑把に考えますと、100cm離れて1cm傾いていますと苦痛を感じ始め、2cm傾いていると気分が悪くなる、となります。
自分の家が、どのくらい傾いてしまったのかを知るには、長さ1mの糸の先に重りを付けて、家の外壁の隅で糸を垂らし、糸の上下の壁からの距離を測ってみれば、大体の傾きは分かります。糸の長さを長くすれば、正確さは増します。それを知れば、被災者支援法に適用になるのかどうかの目安も分かります。昨年の地震により、地震保険に関心が高まりましたが、家の傾きに対する保険求償の目安も上記が参考になると思います。
 
 
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