マンション・一戸建ての内覧会同行 既存住宅状況調査 株)みらい環境設計へ 品質向上と安心を。

内覧会には丸一日同行して、徹底的に検査し、売主と直接交渉致します。既存住宅状況調査もお引き受け致します。

揺れて外れたら、一大事!

2022年11月22日 14時07分54秒 | オプションを決める前に!

写真はマンションの内覧会で撮ったものです。手前はリビング、向こう側の部屋は洋室となっています。リビングと洋室の間に、オプションでガラスの3枚吊り戸を設置しました。ここに吊り戸がありますと、エアコンの効率も良くなります。
吊り戸は天井に取り付けたレールから吊られます。床にレールが不要となりますので、床がスッキリして、ここが良い点です。ただ、吊り戸の弱点は、下部が不安定なので、地震時に揺れることです。従いまして、部屋の中に吊り戸が設置される場合には、床との止め方に注意が必要となります。写真のような、ガラス入りの大きな吊り戸ですと、重くなりますし、揺れて外れたら大変なことになります。
標準でも、オプションでも、吊り戸が設置される場合には、地震時の安全性の確認も忘れないようにして下さい。地震はいつ来るか分からないので、開けている時も、閉めている時も、床にフックなどを取り付けて、揺れ過ぎてレールから外れないようにしておくことが重要となります。(911)


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バスタブにも入って、よく見て!

2022年11月10日 14時47分21秒 | 内覧会チェック項目 共通

写真はマンションの内覧会で撮りました。写しているのはバスタブです。ご覧頂きたいのは、紅いテープが貼ってあるところで、キズが2箇所あります。何かを落としたのか、ぶつけたのか、小さなキズですが、表面の仕上げがはがれています。このようなキズを見つけたら、不具合として指摘すべきです。
バスタブの表面の塗装がはがれてはまずいです。このような不具合は住んでしまってから気が付いても、売主の責任か、買主の責任か、責任の所在が不明確になりやすいものです。ですので、まだ、誰も住んでいない状態で指摘をした方が、売主の管理下にあるわけですから、不具合として指摘がし易いです。
内覧会に行きましたら、バスタブにも入って、表面の状態も良く観察して下さい。そこでキズなどを発見しましたら、売主に不具合として指摘すると共に、補修で直すのか、交換するのか、どのように補修するのかも聞いておくと良いでしょう。
バスルームの壁のパネルも同様です。バスタブや壁パネルにキズが入っているケースはあります。お湯をためたり、シャワーを使ったり、相手はお湯や水ですから、このような不具合は、漏水の原因になりますので、しっかりと直してもらわねばなりません。(611)


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節電、まず冷蔵庫から!

2022年11月09日 22時15分39秒 | 住まいのワンポイント

家庭の電気機器で消費電力が最も大きいのが冷蔵庫です。24時間365日、使いっ放しですから節電対策が大事となります。節電の合言葉は、『庫内も周囲もすっきりと!』です。


















放熱させるため、冷蔵庫を壁にぴったりとつけない。1㎝以上離す。説明書で確認。
中を整理して、ドアの開閉の回数や時間を減らす。例えば、朝食用など、食事ごとのトレーを作る。
自動製氷機を使わないと、消費電力が約8%減る。自動製氷機を夜間だけ使うことも。
庫内の設定温度は、夏でも『中』で大丈夫。急いで冷やす場合だけ『強』で。

庫内のカーテンは効果について意見が分かれる。誤作動を起こす場合もあるので、メーカーに確認。


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家の断熱、先ず窓から!

2022年11月04日 20時57分50秒 | 住まいのワンポイント

暑い夏から寒い冬への季節となりました。家の断熱性能を上げることは、省エネだけでなく、結露を防ぎダニやカビの発生を抑えます。また、浴室やトイレの寒さも和らげて、家の中の寒暖差も減らし、血圧の変化も軽減します。
家の中で、最も熱の出入りは大きいのは窓です。熱の冷房時に外から室内に入ってくる熱の73%、冬の暖房時に室内から外に逃げ出す熱の58%、それぞれ窓を経由するとのことです。ですので、窓の断熱性能を上げることが、家を断熱する際には、極めて効果があることになります。
現在の家をどのように断熱リフォームをするか、日本建材・住宅設備産業協会(建産協)のサイトに、断熱リフォーム専用のサイト(www.kensankyo.org)があります。ここで窓や床、天井などで、どんな改修の方法があるか、施工例と共に紹介しています。また、それぞれの箇所を改修した時に、費用や省エネ効果がどの程度なのかを試算できます。


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一戸建て購入時、地盤も確認!

2022年11月02日 21時04分41秒 | 一戸建ての購入時に

家を建てる前には地盤調査が行なわれます。調査の目的は建物に合った基礎を作るためです。基本的には、敷地の真ん中と東西南北の隅の5点を調査します。建物の重量に対し、地盤が耐えられなければ、必要な補強をしなければなりません。従い、地盤調査報告書には、試験の方法と結果、そして、採用すべき基礎についての所見(考察とも言われる)が記載されます。以下は、地盤調査報告書の所見の実例です。

所見とは、地盤調査結果及び周辺環境を総合的に判断して、採用すべき基礎の設計指針を決めるものです。地盤調査会社は、地盤の見極めのプロですから、原則、所見で書かれた基礎の設計の考え方が実行されます。日本には約100社の地盤調査会社があります。調査の方法は各社ほとんど同じですが、地盤調査会社の質は、この所見の書き方で決まるとも言えます。
一般の買主が地盤報告書を見ても、地盤の状況を判断することは困難かもしれません。でも、地盤報告書の所見は必ず目を通して下さい。所見の結論は何を言ってるか、また、その結論に従って、実際の基礎工法が定められているかがポイントです。具体的には、➀所見の結論は何か、また、実際の基礎はその通りになっているか ➁丁寧に分かりやすく書いてあるか ➂そこの地盤だけでなく、周辺も検討しているか ➃異常値が出ていた場合、その原因究明をしているか、このような項目です。
東日本大震災では、地域によっては液状化が激しく、地盤の沈下が見られました。地盤調査報告書を見れば、液状化の可能性も分かります。液状化の可能性が高ければ地盤改良や杭が必要となります。従い、地盤調査報告書は極めて大事なものですので、売買契約の前に確認しておくこと、そして売主からコピーを入手しておくことも重要です。
 

 

 


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内覧会、家が100点になるまで見届けて!

2022年11月01日 15時28分18秒 | 内覧会の直前に読んで!
新築マンションの内覧会は、引き渡し前の最後の買主による出来具合の確認ですので、とにかく、部屋の中を隈なく観察して、不具合があれば、指摘して付箋を貼ることです。付箋を貼って、左の写真のような内覧会シートを作成して、確認会(再内覧会)を行うかどうか、行う場合には日程が決められます。
まず、確認会を行うかどうかです。内覧会で指摘項目が全くない場合には必要ないでしょう。指摘項目がいくつかある場合、これは不具合の数、程度にも依りますが、基本的には確認会を行い、それに立ち会うべきと思います。多くのお金を準備して、何十年とお住まいになるマイホームです。やはり、最後まで、自分の目で補修の出来具合を確かめる、と言うことが必要となるでしょう。
売主によっては、売主に任せてくれませんか?と言って来る場合もあります。また、遠方から来る、会社が休めない、子供の世話など、諸々の条件があるでしょうが、面倒でも、事情が許せば、家が100点になるまで、確認会に立ち会って頂きたいと思います。なぜなら、100点の家に100%のお金を払うのが契約の基本と思いますので。そして、お住まいになってから、あの時来ていれば、では取り返しがつかないこともあるからです。

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株)みらい環境設計のご案内とお問い合わせ

100%買主の味方です。今までに2000戸以上のマンションや一戸建ての内覧会の全てに、私自身が立ち会ってきました。この経験に基づいて、内覧会では、あなたのマイホームを丸一日掛けて、隅から隅まで、低料金で丁寧に検査します。買主側の建築士として、損をしない、悔いを残さない、買主に安心を!これが私の信条です。お住まいになってからでも、不具合や不明な点が出ましたら、いつまでも無料でご相談に応じます。 新築・中古のマンションや一戸建ての購入、内覧会の立会い、既存住宅状況調査、お住まいの悩み、リフォーム工事、マンションの大規模修繕や管理費削減など、お住まいに関するご相談をお待ちしています。お問い合わせは、お電話:090-7811-4865、もしくはメール:tykyb@agate.plala.or.jpでお願い致します。