マンション・一戸建ての内覧会同行 既存住宅状況調査 株)みらい環境設計へ 品質向上と安心を。

内覧会には丸一日同行して、徹底的に検査し、売主と直接交渉致します。既存住宅状況調査もお引き受け致します。

どうして、こんなところに?

2021年01月28日 16時21分03秒 | リビング/洋室

写真はマンションの内覧会で撮りました。写したところは、洋室にある収納です。ここの収納には、棚があって、押入れのようにふとんも収納出来ます。ここまでは良いのですが、何とも、言いようがないのが、真ん中に設置されているハンガーパイプです(矢印部分)。
このパイプが簡単に取り外しできればまだ良いのですが、固定されてしまっています。このような状態では、ふとんも上まで置けない、また、服を掛けても下の棚板に接してしまいます。どう考えても、意味がなく邪魔なパイプと思います。この状態でパイプを付けるなら、最も高い位置で、取り外しができるようになっていれば良かったと思います。結局、
買主と相談の上、売主に「この状態ではパイプは邪魔なので取り外して下さい」と要求しました。どう考えても設計者の意図が不明です。(81)


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開き角度が不十分!

2021年01月18日 22時25分31秒 | マンションの購入時に

写真はマンションの内覧会で撮りました。玄関ドアを相当な力で押し開いたところです。ここで気になるのは、玄関ドアの開き角度です。開き角度を見た感じでは、せいぜい80度程と思われます。この玄関ドアは180度近くまで開けても壁に当たりませんので、なんで、このような開き角度に設定したのか、理解に苦しみます。
普段の生活では支障はないと思いますが、問題は引っ越し時です。マンションですから、玄関から全ての荷物を入れなくてはなりません。ここの幅がネックになって、荷物が運び入れられなくなる可能性があります。玄関ドアは壁にぶつかるなどの支障がないなら、開き角度は120度くらい欲しいものです。そうすれば、玄関の枠の内法幅いっぱいまでの荷物が通せることになります。マンションを購入する際には、モデルルームや間取り図で、玄関ドアの開き角度も確認して下さい。(211)


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途中で止めないで、最後まで!

2021年01月14日 20時44分26秒 | キッチン

写真は戸建ての内覧会で撮りました。写したのはキッチンのレンジフードの端の部分です。ご覧になって頂きたいのは、赤の矢印で示した「シールが切れてる」と書いたところです。よく見て頂くと、レンジフードと壁側のパネルとの隙間は、奥の方から白いシール材で塞がれているのが分かります。でも、レンジフードの途中で止めてしまっています。
これでは、調理した際には、下から油煙などが隙間に入って行きますし、上からのホコリなども溜まってしまいます。従い、これらを防ぐために、シール材を延ばしレンジフードの幕板まで打つのが良いです。幕板とは、レンジフードの上部にあるファンの前にあるパネルです。内覧会では、このような部分のシーリングの状況も確認して下さい。(411)


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タオル掛け、横にある方が・・・

2021年01月13日 23時25分53秒 | 一戸建ての購入時に

写真は一戸建て(建売り)の内覧会で撮りました。写したところは洗面所で、ご覧頂きたいのは、タオル掛けと書いてあるところです。ここに掛けたタオルで手や顔を拭くのは、腰を曲げねばならず面倒だし、濡れた手のしずくが床に落ちるでしょう。
洗面所のタオル掛けを付ける理想的な位置は、洗面台の左側の壁です。ここであれば、腰も曲げないし、しずくが垂れても、洗面台の上ですから問題ありません。
建売りの場合、このようにタオルハンガーが壁に付いていないケースが非常に多いです。それでは、自分で左側の壁に付ければ良いでしょう、ということになりますが、壁の下地がないとしっかりと付けることはできません。建売りをお買いになる場合には、タオルハンガーが付いているかも確認して下さい。付いていない場合には、壁のどこに下地が入っているかを売主に確認し、その位置に付ければ良いでしょう。(6416)


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こんなところで、水漏れが・・・

2021年01月08日 21時59分54秒 | 洗面所

写真は、一戸建ての内覧会で撮りました。洗面台の下の扉を開け排水管の継目を写しました。ご覧頂きたいのは、矢印の先の部分です。よく見て頂くと、水滴があるのが分かると思います。水をしばらく出して、様子を見ていましたら、排水管の継ぎ目から水滴が落ちてきました。継ぎ目の接着不良です。漏水は僅かであっても、家を傷めますし、カビも生えますので、完全に止めなければなりません。
新築の内覧会で漏水があるかどうかを確認するには、まず、水が出るところは全て出してみることです。そして、水を出しながら、下の扉や点検口を開けて状態を見てみる、手で触れてみる、ことが必要となります。そして、確認するところは、主に、継ぎ目の部分となります。(2108)


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屋根裏収納、こうなっていると・・・

2021年01月06日 18時08分24秒 | 一戸建ての購入時に

写真は戸建の内覧会で撮りました。写した場所は、2階の天井裏にあるグルニエ、屋根裏収納です。建築面積算入の関係から、グルニエの場合、建築基準法上、天井高さは1.4m以下となります。勾配天井であれば、平均の天井高が1.4m以下となります。
ここでご覧頂きたいのは、矢印部分の段差がある所です。グルニエに上がるステップの開口の周りには枠があって、その枠はグルニエの床から1.3㎝程上がっています。僅ですが、枠と床とで段差があるわけです。この段差が良いな、と思いました。理由は、グルニエに物を置いて、動かしている時に、間違って下に落としてしまうことが少なくなるでしょう。また、このような段差があれば、グルニエへのステップを上がって行く場合、手を引っ掛けることもできます。グルニエへの上り下り、危険ですので、注意が必要です。細かいことですが、気をつかっています。(1821)


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音が気になるなら・・・

2021年01月05日 21時43分42秒 | トイレ

写真は、マンションの内覧会でトイレの便座カバーを上げたところです。便座カバーを上げると、指で指している箇所が、後ろにある水のタンクと接します。接する際に、カチカチという音が気になる場合には、そこにクッション材を貼ると音も緩和され、キズも付きにくくなります。クッション材は、バンポンと言います。バンポン(なみだ目とも言う)とは、ぶつかりを吸収するポリウレタン製のゴムです。色も透明、色付き、形も半球状、角型、大きさも小、大と、いろいろとあります。いずれも下には接着剤が付いていて、誰でも簡単に取り付けることができます。ホームセンターで数百円で売ってます。
内覧会に行きまして、このようなカバーや建具の扉がぶつかってしまう箇所を見つけましたら、売主に言って、バンポンを付けてもらうのが良いでしょう。また、接着剤で付けるだけですので、時間が経つと取れてしまうこともあります。その際は、ホームセンターで購入するか、売主に言って予備をいくつかもらっておいても良いでしょう。(81)

 

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2021年 謹賀新年

2021年01月04日 09時23分25秒 | 世の中、こんな話、あんな話

あけまして おめでとう ございます  

旧年中はブログに訪問して頂きましてありがとうございました。今年も頑張って、一戸建てやマンションの内覧会、並びにマンション管理に関する記事を書いて行こうと思います。今年の一年の計は、「コロナにうつらない、コロナをうつさない」としました。新しく明けた希望の年、何卒よろしくお願い申し上げます。


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100%買主の味方です。今までに2000戸以上のマンションや一戸建ての内覧会の全てに、私自身が立ち会ってきました。この経験に基づいて、内覧会では、あなたのマイホームを丸一日掛けて、隅から隅まで、低料金で丁寧に検査します。買主側の建築士として、損をしない、悔いを残さない、買主に安心を!これが私の信条です。お住まいになってからでも、不具合や不明な点が出ましたら、いつまでも無料でご相談に応じます。 新築・中古のマンションや一戸建ての購入、内覧会の立会い、既存住宅状況調査、お住まいの悩み、リフォーム工事、マンションの大規模修繕や管理費削減など、お住まいに関するご相談をお待ちしています。お問い合わせは、お電話:090-7811-4865、もしくはメール:tykyb@agate.plala.or.jpでお願い致します。