一戸建ての内覧会で、建物の外観を検査する際に特に大事な点は、きれいに作られているか、そして外界から人を守るシェルターの役目は十分に果たされているかだと思います。その際には、以下が確認項目となります。(4102)
・屋根及び屋根周りに損傷はないか。
・雪止めは適切に設置されていいるか。
・東西南北の外壁の設計と仕様は、立面図と仕様書通りとなっているか。
・外壁にひび割れや色むらがないか。
・雨樋は、問題なく雨が流れるようになっているか。
・排気口や給気口の周りは、雨が入ってこないようにシールされているか。
・窓や庇の設置は適切になされているか。
・給湯器やガスからのパイプの導入口の周りはふさがれているか。
・玄関アプローチのタイルに浮きや割れはないか。
・床下換気が適切になされるようになっているか。
一戸建ての内覧会では敷地の状態をチェックします。敷地で特に大事なのは、敷地の境界点や境界線が明確になっているかです。これが明確になっていないと、後日厄介な問題となることが多いです。敷地の境界や境界線は、勝手に決めることは出来ませんので、再度土地家屋調査士による測量によることになります。以下を敷地をチェックする際に、確認します。(41.24)
・敷地の境界点が必要な位置に分かりやすく設置されているか。
・境界点を結ぶ境界線が明確になっているか。
・境界線の長さは測量図通りになっているか。
・敷地内には、工事の廃棄物(ガラやビニールなど)が埋まっていないか。
・敷地内に植えられた植栽は、図面通りか、枝が越境しているものはないか。
・排水枡(雨水枡や汚水枡)の設置は適切か。
・駐車場へのアプローチは問題ないか。
・駐車場の舗装の状態は適切か?
・ブロック塀やフェンスは適切な仕様で建てられているか。
株)みらい環境設計のご案内とお問い合わせ
100%買主の味方です。今までに2000戸以上のマンションや一戸建ての内覧会の全てに、私自身が立ち会ってきました。この経験に基づいて、内覧会では、あなたのマイホームを丸一日掛けて、隅から隅まで、低料金で丁寧に検査します。買主側の建築士として、損をしない、悔いを残さない、買主に安心を!これが私の信条です。お住まいになってからでも、不具合や不明な点が出ましたら、いつまでも無料でご相談に応じます。 新築・中古のマンションや一戸建ての購入、内覧会の立会い、既存住宅状況調査、お住まいの悩み、リフォーム工事、マンションの大規模修繕や管理費削減など、お住まいに関するご相談をお待ちしています。お問い合わせは、お電話:090-7811-4865、もしくはメール:tykyb@agate.plala.or.jpでお願い致します。