マンション・一戸建ての内覧会同行 既存住宅状況調査 株)みらい環境設計へ 品質向上と安心を。

内覧会には丸一日同行して、徹底的に検査し、売主と直接交渉致します。既存住宅状況調査もお引き受け致します。

カーテンレールを付ける際には!

2014年03月30日 20時35分44秒 | オプションを決める前に!

写真は、戸建の内覧会で撮ったものです。↓部分をご覧下さい。この窓の上だけカーテンレールが取り付けられておりません。買主の人に、ここはブラインドでも付けるのですか?と聞きましたら、いーえ、カーテンレールを付ける様に依頼しました、との返事でした。ですので、ただ単に、業者がここだけ付け忘れたわけです。どうしてこういうことが起きるのか考え込んでしまいます。戸建の場合、カーテンレールは別注文となる場合が多いですが、ここの買主は、売主に依頼したので、内覧会の時点でカーテンレールも取り付けられていたわけです。
カーテンレールを付ける場合、一般的には、両側にカーテン溜まりというスペースを12cmほど取ることになります。そうすれば、カーテンを窓いっぱいに開けておくことが出来るからです。ですので、カーテンレールは、窓枠の外側にその分出てきます。その際に注意すべきは、エアコンの位置、収納の扉、壁、これらとの関係を確認しなければなりません。写真のケースでは、買主は、カーテンレールの付け忘れを見て、「ここはカーテンをやめて、窓枠の中にブラインドをつけようかな」と言ってました。カーテンレールは窓枠の外へ出てしまうので、その分部屋も狭くなります。窓枠の中に設けるブラインドであれば、その影響は受けません。災い転じて福となったかもしれません。(8.10.11)


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畳の下の収納、カビが心配!

2014年03月09日 13時00分51秒 | マイホームの購入時に

写真は、マンションの1階部分の部屋内にある和室で、内覧会で撮りました。ご覧になって頂きたいのは、畳が上がっているところです。これは、床下収納と言うより、畳下収納となります。畳1枚分で、深さは50cmほどあります。戸建住宅では、このような収納を設置する場合は、時々ありますが、マンションでは珍しいです。畳を上げるのは大変なので、電気式でスイッチを入れると畳が持ち上がるようになっています。
収納はいくらでも欲しいので、畳の下にまであれば、ありがたいことではあります。でも、ここは床下になりますので、一般の床上の収納と違って、換気が不十分となりやすいです。ですので、結露による湿気が溜まります。特に、夏場は、基礎部分は冷えているので、内側に結露が出ます。そうすると、寝具などを置いておくと、カビだらけになってしまうでしょう。貴重な収納ですが、ここは置く物を選びます。また、子供が入って遊ぶと危険なので、注意が必要となります。(8.5.11)


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100%買主の味方です。今までに2000戸以上のマンションや一戸建ての内覧会の全てに、私自身が立ち会ってきました。この経験に基づいて、内覧会では、あなたのマイホームを丸一日掛けて、隅から隅まで、低料金で丁寧に検査します。買主側の建築士として、損をしない、悔いを残さない、買主に安心を!これが私の信条です。お住まいになってからでも、不具合や不明な点が出ましたら、いつまでも無料でご相談に応じます。 新築・中古のマンションや一戸建ての購入、内覧会の立会い、既存住宅状況調査、お住まいの悩み、リフォーム工事、マンションの大規模修繕や管理費削減など、お住まいに関するご相談をお待ちしています。お問い合わせは、お電話:090-7811-4865、もしくはメール:tykyb@agate.plala.or.jpでお願い致します。