マンション・一戸建ての内覧会同行 既存住宅状況調査 株)みらい環境設計へ 品質向上と安心を。

内覧会には丸一日同行して、徹底的に検査し、売主と直接交渉致します。既存住宅状況調査もお引き受け致します。

シートのつなぎ部分も確認!

2019年08月22日 22時16分29秒 | ベランダ・テラス

写真、マンションの内覧会で撮りました。撮った部分は、バルコニーの樋(雨水を流すための排水管)の裏です。一般的に、バルコニーの床上には、長尺シートと呼ばれる、厚さ2㎜程の塩化ビニール製のシートが貼られます。雨が掛かるところなので、シートの継ぎ目は少ない方が良いです。継ぎ目がなるべく少なくなるように、トイレットペーパーのようなクルクル巻きの長いシートを貼っていくわけです。
ここの部分には、樋があります。樋がありますので、シートに穴を開けなくてはなりません。穴を開けるために、シートを切り込んだわけです。シートを切り込んだのは仕方ないのですが、問題は、切った部分(←のところ)は、ちゃんと、処置をしておかないと、雨水が入り込んでしまいます。雨水が入り込みますと、蒸発により膨張しますので、シートが浮いてきてしまいます。
写真のように、この切り目の部分がコーキングでふさがれていると、雨水も入ってこなくなります。細かい点ですが、内覧会では、樋の裏側の長尺シートのつなぎ具合も見て下さい。(11.9)


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水が入らないように・・・

2019年08月12日 23時06分05秒 | キッチン

はマンションの内覧会で撮りました。写したところは、キッチンの天板の部分です。ご覧になって頂きたいのは→で示した「シールをする」と書いた部分です。ここは、人工大理石の天板の立ち上がりと縦の枠の間です。
天板は調理台ですから、水をこぼしてしまうこともあるでしょう。ですので、縦枠と天板の水平の取り合い部には、こぼれた水が入り込まないように、シールが打たれています。しかし、縦の部分にはシールが打たれていません。この部分も、万が一、水をこぼしてしまった場合には、ここの隙間から水が入り込んで行く可能性があります。
内覧会に行きましたら、細かい点ですが、こういう隙間に水が入り込まないようになっているかも確認して下さい。(411.5)


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