マンション・一戸建ての内覧会同行 既存住宅状況調査 株)みらい環境設計へ 品質向上と安心を。

内覧会には丸一日同行して、徹底的に検査し、売主と直接交渉致します。既存住宅状況調査もお引き受け致します。

内覧会での電気代や水道代、誰が払う?

2022年12月27日 22時06分53秒 | 内覧会の直前に読んで!

マンションでも戸建でも、家の購入契約をして住むまでには、一連の流れがあります。購入契約→内覧会→引渡し→引っ越しとなっていきます。通常、内覧会の時点では、家は完成しています。ですので、電気や水道は使用できます。それでは、内覧会で使った電気代や水道代は誰が負担するのでしょうか?
答えは、売主です。家の引渡しまでは売主負担です。家の売買契約は、同時履行、つまり、家を引き渡されると同時にお金を払う、こうなります。パン屋さんでパンを買うのと同じで、パンをもらう、お金を払う、ということです。家の場合には、金額が大きいし銀行の手続きもありますが、同時履行が原則です。
そうなりますと、引渡しの時に、家の所有権も買主に移ります。そして、所有権と同時に、家の管理の責任も買主に移ります。引渡しとは売主から買主へとカギが引き渡されることを意味します。買主が、引き渡されたカギを使い始めた時に、今まで、売主が使っていた工事用のカギは使用できなくなります。
部屋に入れるカギは1種類だけでなくては困ります。これ以降は、このカギだけしかドアを開けることが出来なくなりますので、管理の責任も買主に移ります。結果、電気代、水道代、ガス代、これらの費用全てが買主の負担になります。これらの負担を明確にするために、引渡しの時には、それぞれのメーターの数値を確認しなければなりません。マンションの共用部についても同じことが言えます。


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三面鏡にキズがあることも!

2022年12月07日 16時33分48秒 | 内覧会チェック項目 共通

マンションの洗面所には、写真のような大きな三面鏡が取り付けられていることが多いです。意外と、大丈夫と思ってチェックをしないのが、鏡の表面のキズです。それほど多くはありませんが、三面鏡にキズが入っていることはあります。鏡は高価ですし、やはり自分の姿を映し出すものですから、きれいであって欲しいものです。
鏡のキズのチェックの仕方は、鏡を正面から見るのではなく、下や横から、天井の灯りの反射で、隅々まで、キズの有無を調べます。キズがあるとその部分は光るので判断できます。傷か汚れか紛らわしいものもありますから、タオルなどを持参して、少し水に濡らして、拭いて確認した方が良いでしょう。汚れなら、水に濡らして拭けば、取れてしまいます。タオルがない場合には、指のツメの先で軽く触れてみると分かります。
キズの位置や程度にもよりますが、鏡や窓ガラスのキズの補修は出来ませんので、新しいものに交換するしかありません。新築のマイホーム、自分の姿を写してくれる鏡も新品ピカピカでいきたいものです。三面鏡につきましては、鏡のキズの有無だけではなく、鏡扉の開き具合、中の状態などもチェックして下さい。(69)


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自宅のトイレ、火の用心!

2022年12月06日 22時01分20秒 | 住まいのワンポイント

表は、トイレの温水洗浄便座の安全に関するチェックポイントです。メーカー側は、一つでも当てはまれば、点検を依頼した方が良い、としています。
トイレの便座の異常による発煙や発火事故が今年すでに4件報告されています。事故で目立つのが、設置後20年以上など長期使用によるものです。内容は、コードが断線していたり、ひびが入ったところに水が入ってショートをしていたり、コンセントにほこりがたまって発火を起こしたり、というものです。メーカーによりますと、温水洗浄便座は電気製品なので、10年くらいで壊れてきます、とのことです。
発火のような事故を防ぐためには、早く異常に気が付くことです。一つの機能をオフにしても、全体には電気は流れたままになっているので、発火につながることがあります。使い方としては、電気製品なので丁寧に扱うこと、そして水につけたり、バシャバシャ洗うことは避けることです。


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ベランダの手すりも確認!

2022年12月05日 22時09分33秒 | モデルルームではココ見て!

写真はマンションの内覧会で撮りました。ここのバルコニーの手すり壁は、アルミの横格子となっています。子供が足を掛けて上っては危険なので、手前にそれを防止するための二重の手すり(矢印部分です)を内側に設置しています。バルコニーが少し狭くなるし、ちょっと邪魔な感じもしますが、子供の転落事故防止が優先します。小さいお子さんがいるご家庭では、モデルルームへ行った際には、ベランダの手すりの状態も見ておくことをお勧めします。
マンションのバルコニーの手すり壁には、コンクリート、ガラス、格子などなど、いろいろなデザインがあります。高層階で、バルコニーに出て、足元のはるか下に、車が走っているのが見えたりしますと、足がすくむような感じがします。高層階にお住まいになる場合には、バルコニーの手すりについてもチェックが必要です。
手すりで最も気を付けなければならないのは、子供の墜落事故です。その点、ガラスや格子の場合は、手すり壁を通して下の様子が見えますので、子供は手すり壁を上って、下を見ようとはしないでしょう。一方、コンクリートの手すり壁では、下が見えないので安心感はあります。でも、子供は、返って、下の景色が見たくなるので、上ろうとします。また、手すり壁の真ん中辺に横桟が入っていたり、足を掛けられるようになっているのも危険です。(812)


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100%買主の味方です。今までに2000戸以上のマンションや一戸建ての内覧会の全てに、私自身が立ち会ってきました。この経験に基づいて、内覧会では、あなたのマイホームを丸一日掛けて、隅から隅まで、低料金で丁寧に検査します。買主側の建築士として、損をしない、悔いを残さない、買主に安心を!これが私の信条です。お住まいになってからでも、不具合や不明な点が出ましたら、いつまでも無料でご相談に応じます。 新築・中古のマンションや一戸建ての購入、内覧会の立会い、既存住宅状況調査、お住まいの悩み、リフォーム工事、マンションの大規模修繕や管理費削減など、お住まいに関するご相談をお待ちしています。お問い合わせは、お電話:090-7811-4865、もしくはメール:tykyb@agate.plala.or.jpでお願い致します。