写真は、私が住んでいるマンションのエレベーターです。34年間使用したエレベーターをリニューアルしました。既存の部分で残したものはレール、おもり、かご本体だけでした。巻上機、制御盤、かご室などほとんどの部品は更新しました。乗り場の扉、かご室内のデザインは、住民のアンケートで決めました。リニューアルの工事期間は2基で1.5ヶ月でした。
リニューアル工事が終わるまで、エレベーターの維持管理はマンション管理会社に任せておりました。リニューアル工事の完成と共に、エレベーターの維持管理契約も、管理会社の業務から切り離し、エレベーター会社と直接契約をすることにしました。なぜなら、その方が維持管理費が安くなるし、状況に応じて直接やり取りが出来て対応が早まる、と思ったからです。
その結果、維持管理費は、それまでの金額の約3割減となりました。直接契約できるものは切り離す、そうすれば、管理会社の管理費分はなくなります。エレベーターの維持管理費は、管理費の中でも大きな割合を占めますので削減効果が高いです。(10.5)
立冬を過ぎますと、窓辺からの寒さも気になってきます。窓辺を暖かくするには、左の絵のように、まずカーテンで工夫する方法があります。厚手のカーテンを使って、窓辺と部屋とを隙間なく隔ててしまう、こうすればすきま風が少なくなり、暖かくなります。
お金をかけて窓を改修する主な方法は、①内窓を作り、2重窓にする ②窓のサッシも含めて断熱性の高いペアガラス等にする ③サッシはそのままで窓ガラスだけを断熱性の高いものに交換、の3通りです。改修の価格は、②が一番高く、①と③は、②の半分程度になります。
私も、数年前に、①の方法で、部屋の中、4箇所ある窓を全て、内窓を設置して、2重窓にしてみました。内窓を付けて本当に良かったと思っています。冬は暖かいし、夏は冷房の効きが良いし、それと、2重窓にすると遮音効果も相当に高まります。2重にした面倒くささはそれ程感じません。
②と③の方法につきましては、共用部ですので、管理組合の了解が要るということがあります。また、②に付きましては、サッシが厚くなりますので、既存のレールにサッシが入るのか、また、③につきましては、既存のサッシに入るガラスの条件が出てきます。
写真はマンションの内覧会で撮りました。写したところはウオークインクロゼットの中にある棚です。ご覧頂きたいのダボレール(棚柱とかガチャレールとも言う)と書いてある部分です。ダボレールにダボを入れて、その上に棚板を置くことになります。
このダボレールですが、もう少し上に長いと良かったです。これでは天井まで80㎝ほどあるので、上のスペースがもったいないです。ダボの位置は上下に移動できるので、レールは天井近くまであれば、もっとスペースを有効に活用できます。一戸建ての購入の際やマンションのモデルルームに行きましたら、このような収納があって、ダボレールが設置されている場合には、どこからどこまでレールがあるのかも確認して下さい。上の方が空いている場合には、天井近くまで伸ばして下さい、と売主に聞いてみて下さい。また、注文で家を作る際、写真のようなレールを設置する場合には、上から下まで伸ばしておいた方が便利です。(52)
内覧会の日程と開始時刻は、売主の方から連絡が来ます。「おめでとうございます。あなた様の内覧会は、9月18日、午前10時から」と、写真のような連絡が来るわけです。通常、かなり前もって連絡が来ますので、それでは、この日は内覧会で、となります。
でも、この日程は売主の都合で決めたものですから、当然、買主側は都合が悪いようであれば、日程も時間も、変更はすべきです。例えば、指定された内覧会が平日で、会社を休むのは難しい、とお考えであれば、週末に変更して、と申し出ることになります。
また、内覧会の開始時刻も、午後からでは遅すぎますので、なるべく午前10時~11時ごろの開始とすべきです。なぜなら、内覧会は、買主の最終検査ですから、明るい時間帯に、余裕を持って、隅から隅まで、部屋の中を見ることが最重要となるからです。
内覧会というのは、売主のためにあるのではなく、買主のために設定されるわけですから、買主の都合が最優先されるのは当然です。指定された日程だから、どうにかその日に行かなくては、とお考えになるのではなく、自分の都合で日程と開始時刻を決める、こういう考え方で臨むべきでしょう。売主の立場は、出来たので見て下さい、買主の立場は、出来たか見て上げよう、ということです。
私の住んでいるマンションの共用部の照明を全てLEDに更新しました。目的は電気代を削減すること、そしてマンション内を明るくすることです。電気代は約半分、明るさは倍くらいになったような感じです。LED電球の寿命は10年以上ということなので、電球の交換も少なくなり、その点でも費用は減ります。
写真はLEDに更新した外灯です。外灯のポールは既存の物を利用し、上部の灯具のみ更新しました。主に歩道部分を明るくしたかったので、直線的な光で下を明るく照らすLED照明に変えて良かったと思っています。(810)