写真は、戸建の内覧会でレンジフード上部のカバー(幕板:まくいた)を外した状態です。レンジフードの排気ダクトの断熱材の状況を確認するために、幕板を外させました。中を確認しますと、断熱材は隅から隅まで巻かれているし、壁との取り合いも気密テープが貼られていますので、これでOKとなりました。
通常、レンジフードのダクトは、亜鉛鉄板製で直径15㎝のスパイラルの丸ダクトが使われます。アルミのダクトは高温になるため使用されません。消防法では、熱源がガスであれば、排気ダクトを周りから10㎝以上離すか、金属以外の特定不燃材料(例えばロックウール)で50mm(認定工法の場合は50mm以下でも可)以上で巻くことと定めています。
戸建の内覧会では、レンジフードの上部の幕板も外して、中の排気ダクトの断熱材の状況も確認した方が良いでしょう。写真のように、しっかりと断熱材そして気密テープが貼られていれば良いです。そして、売主に、断熱材の仕様と厚さも聞いてみて下さい。断熱材の巻き方が不十分だったり、気密テープが貼られていない場合には、その旨指示すれば良いです。また、熱源がIHの場合には、消防法では規定はありませんが、熱を使うこと、将来ガスに変える可能性もあることなどから同じように断熱しておいた方が安全と思います。(29)
最新の画像[もっと見る]
-
一戸建ての屋根の断熱、大事です! 2日前
-
フローリングの隙間は名刺1枚分! 5日前
-
内覧会では水も出してみよう! 6日前
-
マンションの最上階を買ったのに・・・ 1週間前
-
これでは雨が飛び散る! 1週間前
-
こんなに濡れてる、どうして! 2週間前
-
キッチンの高さ、高い方が・・・ 2週間前
-
突然、あふれ出てきて! 2週間前
-
フローリングのスキマ、名刺1枚分です! 2週間前
-
屋根裏、まさかこんなことが・・・ 3週間前