マンション・一戸建ての内覧会同行 既存住宅状況調査 株)みらい環境設計へ 品質向上と安心を。

内覧会には丸一日同行して、徹底的に検査し、売主と直接交渉致します。既存住宅状況調査もお引き受け致します。

気になるか?気にならないか?です…

2014年01月29日 22時13分24秒 | 内覧会の直前に読んで!

マンションや戸建の内覧会に行きまして、どのくらいの数の不具合指摘項目が出るものでしょう?数多くの内覧会に立ち会ってきましたが、一般的には、25~50項目の間です。内覧会の同行という仕事を長く行っていますが、最近の傾向として、キズや汚れ、こういうものが減ってきたように感じます。この理由は、売主側でも検査を徹底するようになったからだと思われます。
一般には、マイホームの内覧会検査は最初で最後という方が多いでしょう。そうなりますと、部屋に入って、気になる不具合は部屋内の表面的なキズや汚れとなります。表面的なキズや汚れが多いと、中身まで悪いのでは?という気持ちにもなってしまうので、売主側も気を使っているものと思えます。
キズや汚れをどこまで指摘するか、難しい判断ですが、判断規準は、気になるか、ならないか、になります。同じようなキズでも、リビングであれば気になる、部屋の隅であれば気にならない、ということもあるでしょう。
このような気になるキズや汚れは不具合として指摘すべきです。また、長くお住まいになる観点から、不都合はないか、使いづらいところはないか、という点も大事です。初めて内覧会に行きまして、このような不具合を見つけ出すのは、容易ではありません。
でも、お住まいになった気持ちになって、持っている五感を総動員して、ゆっくりと隅々まで見てみると、これは直してもらいたいという箇所が出てくるものです。建具は全て動かしてみる、収納の扉類は全て開けてみる、水も流してみる、電気も付けてみる、全てのスイッチ類は入れてみる、鏡やガラスなの表面の傷の有無を調べる、風呂場の点検口も覗いてみる、部屋の表面だけでなく、このようなところもチェックして下さい。そして、気になる?と思えば、写真のように付箋を貼って、補修してもらうことが必要となってきます。

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