内覧会にカーテンやリフォームの業者も呼んでしまおう、と思われる方はいます。特に、今住んでいる所から離れた場所にマイホームを購入した場合など、内覧会に行くついでに一緒に済ましてしまえば都合が良いと考えがちです。でも、私は、内覧会の日は、家の出来具合を確認することだけに集中した方が良い、と思っています。なぜなら、内覧会とは、売主が買主に対し、「お部屋が完成したので、出来具合を確認して下さい」と言う大事な日で、この日しかありません。
また、部屋に合ったカーテン、シェード、ブラインド、これらを選ぶのも単純ではありません。窓の巾と高さ、窓の種類、壁や天井の色、部屋と外の様子、陽射しの具合、これらを総合的に考えねばなりません。多くの選択肢の中から決めることになります。また、カーテンなどを一度決めると、長い間使い続けますし、部屋の印象もカーテンに影響されます。
こんなことを考えますと、内覧会の日は、先ず、部屋の出来具合の確認に集中して、その後、カーテンやリフォームについて、部屋や外の様子を見ておいて、後日、業者を呼ぶようにしたらいかがと思います。内覧会の日は、しなければならないことも多いし、立ちっ放しですから、結構疲れるものです。内覧会が終われば、通常、別の日に再内覧会が設定されます。その日までに、部屋の状況に合ったカーテンの種類をじっくりと考えて、業者を呼んでトコトン最良のものを選ぶ、こうする方が良いと思います。
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