あみゅーずの「しゃば・ダバ・だぁリーディング 」もついに12回を迎えることに。今回のタイトルは『愛逢月冴えて』。2年ぶりの時代劇。着物を着て演じる。リーディングだけど、それだけで見ている僕らもなんだか身が引き締まる気がする。コミカルな風野真知雄『下げ渡し』からスタートしてしっとりとした藤沢周平『桐畑に雨のふる日』と続く。末永純子の琵琶演奏を挟んで最後は、あさのあつこ『もう一枝あれかし』。渋い選択、 . . . 本文を読む
監督・脚本は『ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション』以降の全シリーズを手がけているクリストファー・マッカリーが今回も担当。彼はトム・クルーズから全服の信頼を得ている。さらにはこれはシリーズ初の2部作。もちろん主演はトム・クルーズである。安易な2部作ではないことは確実だ。なんと2時間43分の大作である。アクション映画でこの尺は普通じゃない。もちろん映画自体も普通じゃない作品だ。前作『トップ . . . 本文を読む
これはなかなか大胆なタイトルではないか。普通自分からそんなことは言わない。せめて、『彼らは最高』くらいに止める。なのに『僕らは最強』である。これは最強の演劇部大谷が放つ荒唐無稽、言語道断のスペクタル大作。扱うのは高校卓球部。まるでどこかにある漫画の世界だ。見ながらこれは松本大洋の『ピンポン』ではないか、と最初は思った。映画化されアニメにもなった伝説の傑作へのオマージュか、と。だが、もちろんそうでは . . . 本文を読む
「真実があるのは、虚構の中だけだ」と映画評論家の武井が言う。現実の世界より映画(虚構)の方が素晴らしい。
これはある呪われた小説を巡る因縁話。2度の映画化の頓挫。映画に関わった関係者の方々を集めて話を聞く。監督、脚本家、俳優、そしてこの小説を書いた作家。監督以外は映画に関わって死んでいる。今回集まった監督、評論家とその恋人、プロデューサー、ディープなファンである漫画家、編集者夫婦 . . . 本文を読む