1位 永遠と横道世之介 (吉田修一)
2位 神無島のウラ (あさのあつこ)
3位 天路の旅人 (沢木耕太郎)
4位 街とその不確かな壁 (村上春樹)
5位 鯨オーケストラ (吉田篤弘)
6位 夜空に浮かぶ欠けた月たち (窪美澄)
7位 トワイライライト (畑野智美)
8位 カンヴァスの恋人たち (一色さゆり)
9位 ゆうべの食卓 (角田 . . . 本文を読む
1月から6月末までに見た映画は101本。すべての作品のレビューは書いている。
日本映画
1位 少女は卒業しない
2位 渇水
3位 怪物
4位 ロストケア
5位 ファミリア
6位 波紋
7位 世界の終わりから
8位 君は放課後インソムニア
9位 生きててごめんなさい
10位 雑魚どもよ、大志を抱け!
次点 大名倒産
外国映画
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主演のアンドレア・ライズボローは第95回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされたが、同じようにノミネートされ受賞したケイト・ブランシェットから、大絶賛された。なんと「私の人生で見た中で最も素晴らしい演技」と彼女が言ったそうなのだ。あの『TAR ター』の演技は最高だったが、これはその彼女がそこまで認めるほどの凄さだ。
映画はレスリーが宝くじで19万ドルもの高額当選するという幸福なシーンから始まる . . . 本文を読む
伊藤沙莉がまさかの主演。しかも探偵。竹野内豊がなんと彼女の恋人役で共演するという豪華版。『ミッドナイトスワン』内田英治と『さがす』片山慎三が共同で監督。「えっ?役割分担はどうするのか、」と心配したら、なんと6話からなるオムニバスで3話ずつを受け持つという話。なるほど、と理解。北村有起哉、宇野祥平が脇を固める。こちらもなるほど、だ。さもありなんのキャスティング。東映ビデオ配給というのも、いかにも。
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懐かしいだけでなく、これは心から共感のできる作品だった。鴻上尚史の自伝的小説(ほぼ自伝)である。彼と僕とは、知らなかったが、ほぼ同い年だった。(彼が1つ年上) もっと上だと思っていたから意外だった。だから同時代を生きたし、これからも生きていく。
まず、最初の誕生から両親を看取るまでを描く表題作が、数年前の僕の体験と完全に被っていて、胸に沁みる。母を亡くす前後のことだ。鴻上は両親をほぼ連続でなくし . . . 本文を読む