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経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

「若者よ新型インフルエンザに大いに罹れ」・・・という主張

2009-10-25 12:02:00 | 危険なワクチン
■ 受験生の親は新型インフルエンザが心配 ■

受験生を持つ親達の目下の心配は、
「新型インフルエンザに受験シーズンに罹ったらどうしよう」
という事の様です。

先日も近所の受験生のお母さんと話しをしたのですが、
「弟は罹ったのに、高校受験のお兄ちゃんが罹っていないので心配・・」
とおっしゃっていました。

これが、私の息子であれば、
新型インフルに罹った兄弟の箸でも舐めさせて、
早めにウィルスを植えつけてしまうのですが・・・。
発症しても、今の時期なら勉強や受験に支障は少ないですし、
発症しなくても、ワクチン程度の効果はあるでしょう。
少なくとも、いつ感染するかビクビクしながら受験を迎えるよりも、落ち着きます。

■ 昔は病気をうつしてもらっていた ■

暴論と、ご立腹されるかもしれませんが、
昔は風疹や水疱瘡の子供が出れば、
あえて感染させる為に子供を連れて行く事もありました。
大人になってハシカや水疱瘡を患えば、重症となります。
後遺症が残ったり、子種が無くなったりします。
しかし、ハシカや水疱瘡も、子供の頃に罹れば軽症で済みます。

風疹は妊婦が感染すると、胎児に影響が出ます。
ですから、風疹に罹った事の無い妊婦は、大変心配します。

最近、大学生や社会人の間にハシカや水疱瘡が流行する事があります。
我々の世代は、子供の頃にとっくに済ませているのですが、
ワクチンが普及し、さらにワクチンが義務化でない世代は、
学校などで感染する機会が減り、抗体を持たずに大人になる方も居るようです。
以前、知り合いが40歳にして水疱瘡になりませいたが、
本人曰く、「死ぬ思いをした」と言っていました。

これは、子供は白血球の成分のうち、リンパ球の割合が高く、
大人に比べて免疫力が高い事に起因するようです。
子供の頃に罹れば大した事無い伝染病でも、大人では重症化するのです。


■ 免疫学の教授が「インフルエンザ感染」を推奨?? ■

面白い記事をネットで見つけました。

安保徹・新潟大学大学院医歯学総合研究科教授の記事です。
1996年に白血球の自律神経支配のメカニズムを初めて解明するなど
世界的な免疫学者の記事です。

長いので、リンクだけします。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1989

如何でしょう?
素人の私が言うより説得力があります。


■ 医科歯科大の藤田先生の話も面白い ■

似たような考え方をされる医者に、
東京医科歯科大学の藤田紘一郎先生がいらっしゃいます。

藤田先生は最近のアレルギー性疾患の多くは過剰免疫反応であり、
人類が寄生虫との共生を止めてしまった事が原因の一つだと主張しています。

藤田先生も潔癖過ぎる社会に警鐘を鳴らしており、
なるべく菌に触れている方が健康になれると主張しています。

http://eco.nikkeibp.co.jp/style/eco/interview/080208_fujita01/

以前、講演会に行ったら、下記の様な話をされていました。

病原性大腸菌O157が小学校のあるクラスで発生した時、
重症化した子供の家庭は、極めて清潔で、
下痢程度の症状の子供の家庭は、普通の家。
そして、症状すら出ずピンピンしていたのは、
お世辞にも清潔と言えない家の子供だったそうです。

子供の時から沢山の菌やウィルスに接する事で、
人の免疫力が高まるのす。