幸せたくさん掴むんだよーっ！！

あなた達が、これから生まれ来る命も、それに関わる事がたくさん幸せでありますように。
狂おしくなる程の思いを込めて祈ります。


ニ之介のお友達の結婚式に友人として招待されてしまった

勿論、最初は御断りしたのである。
やんわりと。……私はそう言う立場でもないし
陰ながらお祝いするよー！滅茶滅茶応援もすっから！！って。

けれど二人揃って、それぞれに「そこを何とか！！」って言うものだから
それ以上断るのも申し訳ないので、行かせてもらう事にした

ニ之介と二人連れもって、あたしゃどのツラ下げてその場にいればよいのだ？
しかも、スピーチまでって何を語るのよ？そりゃ、色々知ってはいるけど……あははは

しかしまあ、やっとこさ座るなり「あの時の衣装を作られた方ですよね？」
と、初見の可愛らしいお嬢さんに声をかけられ
ありゃりゃこりゃりゃと言う間に、すっかり芝居の話を始め
私はもしかしたら、どっぷりとこっちの世界に両足突っ込んでしまっている様な気がした。
……どうか気のせいであります様に……

「んー……何でおかんがここにおるんやろなぁ。」
と、ニノ介は終始苦笑い。
おめぇ、それはこっちの台詞じゃ
と言うか、このテーブルの皆がそう思っているだろうよ

しかしだ！そこが主催者、いや、この日の主人公の彼らの憎い所で、
しっかりと上げまくり、奉り？？それこそ、穴があったら入りたい程のご紹介を受け、何故私がここに居るのか
周囲の方々の疑問の余地がない様にしてくれた。

ホントにね、ありがとね。

ニ之介！おめぇ、いつまで経っても親に心配かける……
いや、手間をかけるとんでもねぇ奴だと思ってたけど、
あんたのお陰で若い友達が本当に出来てるわ。
案外、あんた親孝行かもしれんなぁ……
って、普段は微塵も思わない事を思ってみたりして

其れ程、幸せな時間を過ごさせてもらいましたよ。
それにしても、笑って泣いてサプライズ盛りだくさんで
気がつけば4時間近くの大パーティでございました。

もう、本当に大好きだよ！君達





しかし、だ！！
そら、メンバー見てたらそうだろうとも。
余興は寸劇。結婚式を挙げる先輩もそうであったように
おばちゃんは、またしても余興用の衣装を作るのであった





……えーーっ



あと、あと何人いるんや？
我が子らを、含めて？？
え？まさかとは思うけど、私の卒業宣言はいずこへ？？？