『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

「つるちゃんとかめこ」がやって来た♪

2008年12月02日 17時24分56秒 | 日々の出来事
            

              ジャジャーーーン !!!


サンタクロースより一足先に
我が家にも「つるちゃんとかめこ」の本がやって来た

本屋さんから昨日入荷の電話があったのは、
3人揃い踏みで帰宅してからだったので、今日までガマンガマン

ここに来てくださる方の多くは、ずっと前からご存知の
同じくここでお知り合いになった“かめこさん”のブログが

本になった!
活字になった!
 誰でも読めるようになったの~っ
そしてmayumi*ちゃんの手で、つるちゃんとかめこさんは
生き生きと愛らしく笑顔で迎えてくれた!!


つるちゃんとかぁちゃんは同じ病気。
(かぁちゃんは、おそらく典型的なアルツハイマー病だけど
いつの頃からか、つるちゃんとかぁちゃんが重なってしまうようになった。

最初にかめこさんの所にお邪魔した時、
私は「こんな風にかぁちゃんを愛せない・・・。」って思った。
本気でそう思ってた。

けど・・・

つるちゃんは、私とかぁちゃんの距離を徐々に縮めてくれた。
そんな風に温かく“家族の生活”を書いてくださったかめこさんに
ここで改めて御礼を言わなきゃね。

かめこさ~ん!ありがと~っ!!


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家族が同じ病になった時に、
それぞれの家族によって、向き合い方は家族の数だけあると思う。
感じ方も接し方も同じ数だけある。
共に暮らす時間と共に変化する感情もある。


私自身、このブログを書き始めた頃は
かぁちゃんと“手を繋ぐ”事すらできなかったのだから。
「もう駄目だ・・・」と何度も思ったのもホント。
でも、最低の時は続かない。
形を変えて、その時に抱える難題は次々起きるけれど、
いつの間にか、最低だと思っていた苦い味が
年月と共に熟成されて美酒の味わいになる。

これからも何度となく苦い思いはするだろうけれど、
いつかはきっと、それらが必ず桜色の思い出に変わる。
だから・・・きっとこれからも暮らして行ける。

そんな希望を新たにする、心地よい後味を
一気に読み終えた今、感じている。

コメント (6)
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