いつになく・・・その一

あっと言う間に、三泊四日の自由な時間は駆け抜け
夏休み・・・年に一度のお祭りは終わった。
何をやってたかは、おいおい機会があれば書くかもしれない。

去年までの「祭りの後症候群」は不思議に今年は発病？していない。
いつになく、今の気持ちはとても穏やかで、充実感いっぱい。
「みんな、愛してるよ～！」と叫びたい気分（笑）
しかし、悲しいかな、体が付いて行ってない。
そろそろ体力の限界かと・・・。

かぁちゃん、ぺこちゃんを送り出した後、嵐の如く出て行くのはマズイ。
と今回初めて感じた。
二人を送り出してから、フル回転で動いて荷物を抱えて家を飛び出した。
目指すは「自由！」・・・♪るんるん　るるる　るんるん♪
身も心も軽やかに・・・の筈だった。

予測不能その１・・・突然、歩けない。体が重くて荷物が持ち上がらない。
予測不能その２・・・吐き気？眩暈？なに？意識が遠くなる・・・。
冗談じゃないですぞ、不愉快な汗が流れ始めてようやく本気でヤバイ事に気付く。
熱射病？貧血？単に食事を忘れてたので、体が拗ねただけ？

おもしろいもので、決してこの時点で家に戻ろうとは微塵も思わない。
「行くべし！行くべし！。」ただ、それだけ。
しかし、駅までが歩けないのだからどうしようもない。
仕方がないので、タクシーを捕まえて新幹線の駅まで移動。

このタクシーって移動手段、私はめったな事では利用しない。
もちろん、お付き合いで乗る時はあるが
自分だけの理由で乗ったのは、産気づいた時だけだったような・・・（爆）
だって、車が苦手なんだもん・・・。
それなのに、主要道路が渋滞していたので運転手さんが抜け道コースへ突入。
カーブの応酬・・・おかげで早めに着いたけど、
すでに指先は冷たくなりすぎて、自分の感覚にあらず。

新幹線に乗った所で、友人に「乗った！今から行くよ。」とメールした後、
MDも取り出せずに、小田原駅を通過する辺りまで、ほとんど記憶がない。
気付けば、携帯を握り締めてたけど・・・握りつぶさなくて良かった～（＾＾；
新横浜のアナウンスを聞く頃にようやく口許がゆるむ・・・。
「にこっ」じゃない、「にた～っ」と（爆）・・・「私」全開モード爆裂！！

いつになく、体調はずっと戻らないまま、気力だけで突っ走って来てしまった。
しっかし、まいったなぁ・・・何なんだこのだるさは！？
まぁ、８月になっちゃたので夏バテという事にしておこう。


かぁちゃんの食べこぼしの後始末をしながら、現実に戻った事を実感する。
いつになく、何の抵抗もなく現実を受け止めている。
「かぁちゃん、ただいま～っ。」