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ロシア式、チェケッティ式…♪

2016-03-22 11:06:41 | Weblog
センター・レッスンをもう一つ。
ピルエット・アン・ドゥダーンのための基本の≪基≫。
右脚前5番クロワゼから→右脚ジュテ・ドゥヴァン、左脚ルルヴェ→トンベ→右脚前大きい4番クロワゼ→左脚ルティレ、右脚ルルヴェでアン・ファス→左脚前5番クロワゼ・ドゥミ・プリエ⇒左脚ジュテ・ドゥヴァン、右脚ルルヴェ→トンベ→左脚前大きい4番クロワゼ→右脚ルティレ、左脚ルルヴェでアン・ファス→右脚前5番クロワゼ・ドゥミ・プリエ⇒…………
アームスの動きは
ジュテ‐ルルヴェと同時にアン・オーに引き上げる。
大きい4番クロワゼでは、前側の脚と同じ側のアームスがアン・ナヴァン、もう一方がア・ラ・スゴンド。
ルティレ‐ルルヴェのときにアン・オーに引き上げるか、アン・ナヴァンに集める。
まずは音楽でどうぞ

あら、悪くないわね
とくに大きい4番クロワゼのときに、お尻を突き出したり、無駄に背中を反らしたりするような間違った姿勢になっていない
あえて注意するなら
「メグちゃん、ルティレの爪先は軸脚のお膝の前に、よ」
じゃ、もう一度
うん、それなら回転をかけられるハズだ。
「メグちゃん、思い切って回ってごらん。しっかり顔を残すことを忘れなければ回れるよ」
はい、音楽でどうぞ

ん~、ちょっとだけ回転が足りてないな…。
アン・ナヴァンのアームスをア・ラ・スゴンドに開く動きをもう少し大きく、強くしたほうがいいね。
顔はちゃんと残せているから、そこはいいわよ。
軸はブレてないからね、やっぱりちょっとした勢いだね。
そうねぇぇ…。
「あのね、いま練習してるアン・ドゥダーンの回転の仕方はね、ロシア式なの。4番からストレートにルティレに脚を引き上げる。で、もう一つ、チェケッティ式のアン・ドゥダーンがあってね、それは…」
大きい4番クロワゼ→左脚をア・ラ・スゴンドにジュテ、右脚ドゥミ・プリエでアン・ファス→左脚をルティレに引きつける勢いで回転
と見本を見せる。
「…………」
ちょっと、チェケッティ式を練習してみようか。
ア・ラ・スゴンドにジュテしながらアン・ファスに向きを変えて、しっかりドゥミ・プリエで床を押す。
はい、やってごらんなさい
……………………
ん~、そうかぁ…。
ア・ラ・スゴンドにジュテしながらさらにドゥミ・プリエで押さえるっていうタイミングが難しいか…。
よし。
きちんと回れるようになるまでは、まずロシア式で練習しよう。
回転のタイミングが身に付けば、どちらのやり方でも回れるようになる
遠からずピルエット・アン・ドゥダーンも回れるようになるから、そうしたらまたアンシェヌマンの幅が広がって楽しみが増えるね
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