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金曜日のアンシャンテ ― プリエを修正…♪

2024-02-10 11:07:46 | Weblog
昨日はヒメさんともう一人Aさん
一番はじめのプリエのときにAさんの動きを見て“…んと思った…、そして5番からのバットマン・タンジュのア・ラ・スゴンドのところでヒメさんが2番プリエをするのを見たとき“おりょぉと思った…。
どちらもきっちり修正しなければ…。
まずヒメさんから。
…→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2番プリエ→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→……
で2番プリエに移行するとき、まぁ思い切りよくズム と沈みに行っている…、それは違うだろぉ…。
「あのね、2番プリエに座り込みに行くんじゃなくて、2番プリエになった瞬間にぱぁん とタン・ルヴェ出来るように、動きのベクトルは上向き に」
「深くプリエしない方がいいんですか?」
「いや、深い浅いの問題じゃなくて反発力があるかどうかが問題なの」
ん~、大事なことだから別のやり方で試してみようか。
両足を肩幅よりもちょっと狭いくらいに離してパラレルで立つ→カカトを床から離さずに膝を曲げた瞬間に弾き返されるように膝を伸ばす
これをリズミカルにふぉん ふぉん ふぉん… …と繰り返す。
曲げる→伸ばす→の繰り返しではなく、曲げたら反動で押し返されるの
「う~ん… 難しい…」
この反発する=バウンスの感覚を掴めればもっとラクに高く跳べるようになるわよ。
つぎ、Aさん
プリエのしかたを勘違いしてるね。
1番ポジシオンでこれ以上骨盤を下げたらカカトが上がるっていう限界まで膝を曲げる、それがドゥミ・プリエ
ドゥミ・プリエからさらに骨盤を下げようとするとカカトが床を離れはじめて、グラン・プリエまできたときには必要最低限の分しかカカトは上がっていない
グラン・プリエから戻るときはまずカカトを床に下していく、それにつれて必然的にトルソーは上がっていく
この3点を守らないとね。
ドゥミ・プリエではない適当なところまで膝を曲げたら先にカカトを上げるとか、カカトを下さないで膝を伸ばそうとするとか、そういうことしてると脹脛に可笑しな筋肉がついちゃうし、いろいろなパに必要なバネ=反発力を貯められないわよ
はい、ゆっくりでいいから1番プリエをどうぞ

おぉ、そうだね、そうだね
「あれぇ…いつもみたいに脚がつらくない…、ちゃんと使うべきところを使ってるって感じがする…お腹とか内腿とか…
はい、それがAさんの正しいプリエです
そのあたりをきちんと修正すれば二人とももっとラクに跳べるようになるし動けるようになるわよ

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