アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

プライヴェート・レッスン…?

2008-11-23 11:21:58 | Weblog
お仕事でなかなかレッスンにこられなかったスタイル・アップ・クラスのメンバーとプライヴェート・レッスン(=マン・トゥー・マン)をしました
私はプライヴェート・レッスンというスタイルを結構気に入ってます
クラスに参加して下さる方が増えれば増えるほど、お一人お一人にかけて上げられる時間は限られてきます。皆さんそれぞれに気になるポイントも違えば目標も違いますから、グループ・レッスンでは、特定の一人にだけ必要なメニューでの偏ったレッスンは出来ません。クラス全体のペースのバランスを取るようにしています。
プライヴェート・レッスンですと、その一人の方に必要なエクササイズを中心にメニューを構成したり、その方のペースに合わせて進めていきます。
その方のもともとの骨格や現在の体型、持っている雰囲気などを見て、
「背が高くて手脚が長いから、ダンサー風の体型を目指すといいんじゃないかな」とか
「全体的にちょっと細すぎるからもう少し筋肉を増やしたほうが、女性らしいボディになりそう」とか、私なりにまずイメージ作りをします。
それを彼女に伝えて、一つのイメージを共有しながらレッスンを重ねていくのです。レッスンを通してちょっとした演出もするということになるでしょうか。
「彼女がgood looking bodyになるために必要なメニューは…?」とか、
「今日は○○のエクササイズをもう一つプラスした方がいいかな…?」とか
「今日は少しペース・ダウンした方がいいかな…?
とか、毎回考えながらレッスンを進めていくのは、とても楽しいことですよ。
ちょっと面白いな、と時々感じるのは、エクササイズのメニューを新しくしたり、パターンを変えたりすると、生徒の皆さんよりもまず私に即効性がある、ということです

アンサンブル・ジュニアへの手紙
「ポアントで立つ」ということ
ポアント(=トゥ・シューズ)の上にのっかって、押しつぶすような立ち方は間違いですよ。それでバランスが取れたとか、止まっていられたと感じられても、そのうちに悪い癖がついたり、足を痛めてしまいます。
「ポアントで立つ」ということは、腹筋と背筋でトルソーを支えて、ポアントの上に「身体を引き上げる」ことです。
足の裏全体でしっかり床を押し、つま先に向かって身体を引き上げていきます。足の指の関節まで一つ一つ順に吊り上げていく、とイメージして下さいね。
ドゥミ・プリエから、ドゥミ・ポアントを無視して、いきなりポアントに飛び乗っては“いけません”
そして、ポアントで立っているとき、胸(アンダーバスト)が床に触れているポアントの爪先よりも《前に》なるように気をつけて下さいね。
たとえば5番ポジシオンのポアントに立ったとき、後ろ側のかかとよりも後ろに肩甲骨が倒れているようでは困ります。ゆっくりした動きのときにはなんとかごまかせるかも知れませんが、アレグロになったら正しく動けなくなってしまいますよ。
「トゥ・シューズが立たせてくれるのではありません!ポアントの上に、トルソーを引き上げるのです」
足を痛めないためにも、正しくポアントに立つためにも、「足と足の指のストレッチ」を忘れないようにしましょうね
コメント
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