アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

ウォーキング。本当は一番大切なことだと思うの…。

2008-11-16 02:11:28 | Weblog
バレエ教師&スタイル・アップ・アドバイザーという仕事柄なのか、人の歩き方が気になります。
昨日はバレエ・クラスの前にちょっと時間があったので、カフェでコーヒータイム
読みかけの本もなかったので、マン・ウォッチングならぬ、ウォーキング・ウォッチングをしました
特に印象に残ってしまったのは
1.大きめのお尻を左右にバァインバインと揺すりながら歩く
2.拡張したお腹の重量とのバランスを取るためなのか、反り返って歩く
3.カッペカッペと一足ごとに膝が曲がって頭の高さがアップ&ダウンを繰り返す
4.ヌラッヌラッと一足ごとに左右にトルソーが傾く
5.バストよりも前に顔があって顔面から歩いてくる
6.びっくりするような内股
7.この世の総ての不幸不運を両肩に背負ったような猫背
8.1から7の総てを組み合わせたチンパンジー歩き
まあ、歩き方も個性だと言われればそれもありでしょうけど?
不思議なことに、カジュアルでラフ、地味系の装いの人の場合は、歩き方の難点もそれほどひどくは目立たないんですね
どちらかというと、気合が入ってるのね、って感じの、ヘア&メイクからファッションまでバッチリ決めた人の場合、それは隠せない…
正しい歩き方をする、というのは、健康維持のためにとても有効なことですが、せっかく決めたヘア&メイク+ファッションを生かすも殺すも、歩き方しだい
だと私は考えています。
70歳を過ぎても、グラマーヒールのパンプスでエレガントに歩きたい、それが私の夢の一つです


アンサンブル・ジュニアへの手紙

ルティレ・ルルヴェでバランスを保つためには
まず軸になる脚のルルヴェした指先のどこに体重が載っているか、チェックしましょう。
次に骨盤はどうなっているかをチェックしましょう。
前に倒れていたり、スプーンのようにすくいあげていたら
、腰や背中、脚に必要のない力がかかってしまいますよ。
最後に、アームスはどうですか?
トルソーを吊り上げるように、しっかり伸びていますか?指先の力が抜けていませんか?余計な力が入って固まっていませんか?
きちんとチェックが出来たら、バーから手を離しましょう。急いで手を離さなくてもいいんですよ。
バランスを保つということは、固まって動きを止めてしまうことではありません。
止まっているように見せるために、体中の筋肉が細かく細かく動き続けて、
身体の揺れを調整し続けるのです。
だから、balancé=バランセ(つりあいのとれた…)、というんですよ。

コメント (1)
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