Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】街の文房具屋さん

2006-04-17 23:55:15 | 文具(万年筆・インク)
最近、週末に特に用がないときには散歩がてら街の文房具屋さんをのぞいています。
この週末は、図書館の帰りに少し回り道をして初めてのお店を二つのぞいてきました。

1件目のO文具店は、傑作でした。
古くて小さな文具店で、切り盛りしていたのは80歳くらいのおばあちゃんとおじいちゃん。
おそらくご夫婦なんでしょうが、おばあちゃんのほうがしっかりしてました(笑)
5000円前後のパイロットの万年筆(もちろん古い)が10数本おいてありました。おばあちゃんが世話を焼いてくれて、おじいちゃんに試書き用のインクを出すように指示。
パイロットのボトルインクを出してきたおじいちゃん。しかしこの蓋がどうにもこうにも開かない。古かったんでしょうねえ(笑)
どうしても欲しい万年筆があったわけでもないので、丁寧に試書きは断りましたが、おじいちゃんスパナまで持ち出してきて延々と努力してくれました。
なぜか他の商品とはまったくマッチしないROTRINGのXONOX Rollerpointを発見したので、きょうはこれを買って帰ってきました。

2件目のY堂もなかなか面白かったです。
ここは文房具店というより、タバコやいわゆる雑貨がメインのようで、商品は少な目で万年筆もパイロットのが4~5本くらい。
ここで買ったのは、パイロットの古いボトルインクです。パッケージがなかなかかわいい。
古いし、かなり蒸発しているみたいなので、怖くて万年筆には入れられませんが、とてもかわいいインク壜とパッケージです。

街の小さな文房具屋さんはなかなか面白いのですが、困るのはお客さんが少ないのでお店の人があれこれ世話を焼いてくれるわけですね。小心者の自分としては何も買わずに出てくるのがなかなか難しいことです。
あらかじめ買いたい物が決まっているわけでもないので、入った途端「何をお探しですか」とついて来られると困っちゃうわけです。

そこで、こういう小さなお店に入る時のルールを決めました。
ひとつは、「こんにちは」と挨拶すること。もうひとつは必ず何かを買うこと。鉛筆1本でもノート1冊でも必ず買うことです。
このルールによって、小さな、中に入ってみないと何が置いてあるかわからないようなお店にも気楽に入れるようになりました(苦笑)

これからも小さな文房具屋さんを見つけたらのぞいてみようと思います。
コメント (4)
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