Bunkamura ザ·ミュージアムで開催中の『印象派への旅〜海運王の夢』を観てきました。渋谷久しぶり。
まずは、いきなり、ゴッホが画商アレクサンダー・リードを描いた肖像画がお出迎え。
リードは、イギリスの海運王ウィリアム・バレルにフランス美術を紹介した人物で、ゴッホの弟テオと一緒に暮らしていたこともあるとか。
写真が撮れなくてパンフレットの写真ですが、明るい色調ながら例の凄まじい筆使いで、おそろしいくらい凄みがあります。
そのほかではドガやルノワールもありましたが、フランスのテオデュール・リボーがよかった。
暗い背景に白く浮かび上がる女性の衣装など、ちょっとフェルメールを思い起こさせます。
あまり知らなかった画家が見つかるのもこういうコレクションの魅力ですね。