Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】 日経アソシエ 「仕事に効く!文具術」

2012-02-12 19:02:58 | 文具(情報・書籍)
文房具を特集したムックや雑誌のラッシュはまだまだ続いてます。
「趣味の文具箱」以外はすべてスルーしてましたが、この日経アソシエは買いました。

うん、面白いぞ、これ!
いろいろな業種の人が、仕事道具としての文房具をあれこれ工夫しているのがわかります。
文房具をあれこれ使う人、この鉛筆しか使わないという人、いろいろです。

まだ半分くらいしか読んでませんが、雑誌JJの編集長が4Bのユニ1本でかなり精密な表紙のイラストを描いているのには驚きました。
モレスキンの表紙に修正液で文字を書くというアイデアにもやられました。

みんなそれぞれの工夫で文房具を使ってるんですね。

【文】 大人の文房具

2011-09-11 16:41:28 | 文具(情報・書籍)
最近かなりリリースされた文具系ムックは、趣味文以外はすべてスルーしました。
でも、「大人の文房具」、これは迷わず買いました。

「作家の万年筆」という特集に引かれたからですが、このネタにはもうちょっと突っ込んでほしかった。
「大人の万年筆」という特集も、正直このムックを買うような人には不要なような気がします。

でも、アナログ「モレスキン」&デジタル「アップル」活用術、なんてなかなか面白かった。

一番面白かったのは、夢枕獏氏のインタビュー。
それなりの万年筆遍歴があるようですが、セーラー・プロフィット太字とライフの原稿用紙なんていかにもプロの作家の選択ですね。
万年筆は滑らかで、原稿用紙は少し引っかかってほしい、なんていうのもそれで飯を食っているプロのこだわりですね。
万年筆はしょっちゅうなくしちゃうくせに、万年筆ボールペンはボテが出るとスムースに書けなくなるなんて、繊細な面も覗かせます。

それにしても、このムックは今後も発刊されるのかな。

【文】 文具熱は冷めても、趣味文は買う。

2011-08-23 21:09:12 | 文具(情報・書籍)
このところすっかり文具熱が冷めてしまいました。
特にきっかけといえるものはなくて、それこそ、朝起きたらスッと平熱に戻っていたような感じです。

もちろん、文具は毎日使っているし、お気に入りが切れれば補充もしますが、新製品にはあまり興味がなくなってしまいました。
欲しいものがまったくないわけではないですが、今すぐ欲しい、何が何でも欲しい、ということはずいぶん少なくなりました。

今年あれこれ出た文具関係のムック類には一切食指が伸びませんでした。しかし、趣味の文具箱は買いました。
20号とは良くここまで続きましたね。
新製品の中で興味があったのは、アウロラのアメリカくらいでしょうかね~。

特集の「手書きのちから」と山の上ホテルの紹介は興味深く読みました。
山の上ホテルは以前に比べ名物のてんぷらの味が落ちたなどといわれますが、池波正太郎先生を気取って一度は泊まってみたいです。


【文】 趣味の文具箱 Vol.18

2010-12-25 18:34:42 | 文具(情報・書籍)
今回も少し遅れて趣味の文具箱を入手しました。
それにしても、もう18号とはね。
5号くらいまでは、何度も何度もそれこそ舐めるように読んでましたけど、最近はちょっと惰性も入ってますね。
それでも発売となればやっぱり買ってしまいます。

ざっと読んだ限り、とりあえずどこかで現物チェックはしようと思ったのは、
・アウロラのマーレ・リグリア
・セーラーのプロフィット30周年記念ブライヤー

ただ、どちらも10万円超。そう簡単には買えないですね~。

記事では、3万円で買えるモンブランのビンテージ特集。
それと、絵画用のブラシで万年筆インクを使うという記事もなかなかおもしろいですね。

19号が出る前にもう一度ちゃんと読んでおきましょう。


【文】 吉祥寺にSmithと丸善がやってきた!

2010-04-04 15:20:11 | 文具(情報・書籍)
40年の歴史があった吉祥寺の駅ビルがロンロンからアトレに変わりました。
そして、あらたに、デルフォニックス系のSmithと丸善が出店。
今はすごい人出なのでちゃんと見れてませんが、Smithは新宿店と遜色ない広さ。
一方、丸善はとても小さなお店で、万年筆の取り扱いはないようです。

いずれにしても、これで吉祥寺に行く楽しみが増えました。

吉祥寺の文具ショップは、大規模なものは、ロフト、ヨドバシカメラの地下、ユザワヤ、無印良品(北口、南口)。
中規模店は紀伊国屋、Smith。そして小型店は、サブロ、PLAZA、ジョヴァンニ、そして丸善等々といったところでしょうか。


写真は、開店日に家族が丸善で買物してもらった万年筆物語メモと、Smithのポストカードです。
万年筆物語メモは、日本橋店の世界の万年筆展の粗品と同じですね。

【文】 趣味の文具箱Vol.16

2010-03-28 22:17:43 | 文具(情報・書籍)
発売日からちょっと遅れて入手しました。
もう16冊も買ってるんですねえ、趣味文…

旅文具という切り口は、とってもいいと思います。
ただ、もっといろいろなホテルや旅館とそこに合う文具を紹介してもらったら、もっと良かったかも。

パラパラっとやって、しばらく眺めてしまったのは、デルタのトスカーナ。
ワイン色のボディとブラックのキャップ。そしてキャップリングの上のイタリア国旗の3色ストライプ。
現物見てないけど、やられたなあ、これは…

デルタは、ドルチェビータもオールド・ナポリも好き(欲しい)なんですが、もう1本出てきちゃいましたねえ。

【文】 最近のノート術への違和感

2010-03-19 23:27:34 | 文具(情報・書籍)
ああ、またノート術を特集した雑誌が出たんですね。今度は決定版か…。


少し前に「ノート術は趣味だった」と書きましたが、もう少しノート術について書いてみます。

最近立て続けに読んだノート術の本を列記してみます。

・情報は1冊のノートにまとめなさい/奥野宣之
・読書は1冊のノートにまとめなさい/奥野宣之
・「結果を出す人」はノートに何を書いているのか/美崎栄一郎
・100円ノート「超」メモ術/中公竹義
・東大合格生のノートは必ず美しい/太田あや
・シングルマッピング 最強ノート術/松宮義仁
・「手書き」の力/和田茂夫

これらで紹介されているノート術の多くに共通するのは、1冊のノートにすべてを書き込んでいく「単ノート主義」。

しかし、企業に勤めている人間からすると、この単ノート主義には大きな違和感を抱かざるを得ません。

個人情報保護法や企業情報の管理の観点から、多くの企業では企業情報を外部に持ち出すことは厳しく制限されています。
自分が勤めている会社では、外部からPCを持ち込んだり、個人のUSBメモリを会社のPCに接続することはもちろん、書類をe-mailで自宅に送ることもできません。

こんな状況の中で、1冊のノートにプライベートも仕事のことも書き込んで常に持ち歩くなんてことは怖くてできないわけです。

そんなわけで、情報管理にうるさい会社(今や極々普通ですが)に勤めている人間としては、「多ノート」にならざるを得ません。
「単ノート主義」はあまりにもリアリティに欠けます。
文具好きだから和田哲哉さんの提唱する「多ノート主義」でもあるんですが、勤め人ゆえ、多ノートによらざえるを得ないということでもあります。

それと、どの本でも、思いついたアイデアを絶対に忘れないように、そしてなんとかして膨らませるためにあの手この手が紹介されているわけですが、その必死さがちょっと痛々しくなってしまうこともありました。
私は、もっと楽しく、ルーズにやっていきたい。

もちろん、冒頭に挙げた本から多くにヒントをもらいました。特にメモは奥野さんの方式を参考にしています。

【文】 万年筆フェア@日本橋三越

2010-03-14 19:17:37 | 文具(情報・書籍)
今年は、「世界の万年筆祭」ではなく、「万年筆フェア」が開催されるということで、不安半分で日本橋三越に行ってきました。

三越の本館5階にエスカレーターで上がっていくと、妙にこぢんまりとしたコーナーが…。
ま、まさか、これが「万年筆フェア」のコーナーか?とショックを受けていたら、同じフロアの別のスペースに大きな会場が設けられていました。

「世界の~」に比べれば多少手狭ですが、昨年の「世界の~」とはそう遜色ない規模でした。
そしてかなりの盛況ぶり。良かった良かった。

自分は手持ちのノートで試筆用の万年筆を存分に堪能しただけで何も買わず。
試筆した中では、Deltaのヴィンテージとラ・ピアッツェッタ、そしてS.T.Dupontのデフィの軽やかな書き味が印象に残りました。

あとは、催事場で限定の長命寺桜もちを買い、地下のたいめいけんでエビフライを食べて三越を後にしました。

【文】 どうなる?世界の万年筆祭り

2010-02-18 23:29:03 | 文具(情報・書籍)
日本橋三越で毎年3月ころに開催される世界の万年筆祭り。
今年はいつ開催されるんだろうと思っていたら、どうも今年は開催されないらしいという情報をつかんでしまいました。

これって本当でしょうか?
だとしたらとても残念なんですが、どなたか情報をお持ちでしたら教えてください。

ちなみに私の情報源はここです。


まだ万年筆ブームは続いてると思ってたんですけどね、どうなんでしょう。


【文】 片岡義男著 「ピーナツ・バターで始める朝」

2010-02-13 19:29:50 | 文具(情報・書籍)
「なにを買ったの?文房具。」で片岡義男さんの世界に「はまって」しまった。
特にエッセイが好き。

この「ピーナツ・バターで始める朝」は「なにを買ったの?~」の4ヵ月後に出版された本で、43編のエッセイや短編小説風の文章が収められている。
内容はさまざま。
表題のとおり食べ物、音楽、本、吉永小百合など多岐にわたるが、うれしいことに文房具に関する短文もある。

・ハワイの田舎町を訪ね歩く(ライティング・タブレット)
・手帳が溜息をつく(モールスキン)
・鉛筆を削って叱られた
・鉛筆を削るとき
・万年筆で書く

内容はぜひ読んでいただきたいが、本の最後に収録されている「万年筆で書く」で片岡さんの愛用する万年筆が紹介されている。

それはペリスケ。
数本のMニブと、手帳用に1本のBニブをお使いのようだ。
このチョイスはちょっと意外だったが、実用的なところがお気に入りらしい。

他の文章を読むと、万年筆は金ペン堂で買われたものらしい。
片岡さんは「駿河台下の金ペン堂」と表現している。
このあたりは、神保町で活動していた片岡さんらしくて読んでいてうれしくなる。