Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】 ノート術は趣味だった!?

2010-02-10 22:24:53 | 文具(情報・書籍)

最近、ノート術・メモ術の本が続々発刊され、ちょくちょく、否、結構まめに読んでます。

そして今日もこんな雑誌を買ってしまいました。やれやれ。

THE 21 - 「仕事のできる人」はノートに何を書いているのか? -

「お前はお前は、またそんなもの買って。捨てニャさい。捨てるのよ。」という感じでしょうか(意味不明だと思いますが、これが最近のマイブームです)。

ところでよく考えてみると、これらの本や雑誌を読んで他人様のノートのとり方を参考にすることはもちろんありますが、特に自分のノート術に不満はないんです。

つまり、誤解をおそれずに言えば、自分にとってノート術やメモ術というのはある種の趣味なんだ、ということに最近思い至って我ながらびっくりしています。

 


【文】 2009年の文具本

2010-01-09 23:30:01 | 文具(情報・書籍)
2009年もさまざまな文具本が刊行され、楽しませてもらいました。

最近は、文具本はまず図書館で借りて読んでしまい、本当に気に入ったものだけ手元に置くようにしてます。

そして2009年の文具本の中で手元に置くことにしたのは、片岡義男さんの「なにを買ったの?文房具。」と、和田哲哉さんの「文房具の足し算」の2冊。

2冊はある意味対極にあります。
夢想的・哲学的エッセイの「なにを買ったの~」と提案型カタログの「足し算」。

そして両者の語り口(文体)は、これまた対極的ですが、私は両方とも好きなのです。
内省的な片岡さんと、誠実さが滲み出ている和田さん。
もちろん、文房具へのそれぞれの愛が伝わってきます。

この2冊は、これからも折に触れて手に取ることになると思います。

ところで、「文房具の足し算」にたびたび出てくるクリップボードの活用法はおもしろいですね。
自分もとりあえず車の中にひとつ置いておこうと思います。

【文】 長崎のおみやげ

2010-01-05 21:59:49 | 文具(情報・書籍)
長崎への家族旅行でも、文房具買っちゃいました。

長崎の文具店事情は良くわかりませんが、事前にチェックしていたのは趣味の文具箱にも紹介されていたマツヤ万年筆病院。

名前のとおり万年筆の専門店ですが、国産品がかなりの充実振り。
今回はゆっくり試し書きしている時間もなかったので、万年筆は鼻からあきらめていました。
それにしても、大きなガラスケースの中に、ナンバーの付いていないパイロット・カスタムが何本も並んでいたのは壮観でした。

そして、マツヤ万年筆病院の近くで偶然発見したのが、石丸文行堂という文具店。

わかりやすく表現すると、銀座伊東屋を少しサイズダウンさせたような総合文具店で、これがかなりの品揃え。
「NOTE & DIARY Style Book 4」で紹介されていた、LettsのSovereinというノートブックを発見したときは、思わず「ホー」と声を出してしまいました。
マツヤ万年筆病院が近いせいか、万年筆は少なめですが、デルタやビスコンティまでありました。

石丸文行堂は、伊東屋となんらかの関係が有るようです。
伊東屋のオリジナル商品も扱ってましたし、なんとなんとメルシー券まで発行してました!
こんなお店が近所にあればかなり幸せですね。

買ってきたものは後日ご紹介します。

両店に行ったのは、1月2日ですが、下の写真は元旦の午前中の写真です。
マツヤ万年筆病院も石丸文行堂も休みでしたね、当然…。


【文】 山田文具店@三鷹

2009-12-23 17:23:25 | 文具(情報・書籍)
三鷹のセレクトショップ系文具店?というと、デイリーズがありますが、いつのまにか山田文具店というのができていました。

名前だけ聞くと、街の文具店ですが、結構充実したセレクトショップでした。
品揃えは、ちょうど新宿のSmithと吉祥寺のサブロを足して2で割ったみたいな感じ。
具体的には、デルフォニックス、チャルカ、月光荘、ロディア、LYRA、水縞…といった感じでしょうか。

せっかくなのでクレールフォンテーヌのステノパッドとチャルカのラベルを買ってきました。

三鷹の文具好きはぜひ行くべきお店ですね。

【文】 2009 Bun2大賞

2009-12-02 21:28:12 | 文具(情報・書籍)
ステーショナリーフリーマガジン、Bun2の最新号をもらってきました。

本号では、読者が選ぶ2009年のベスト文具30点を特集しています。

1位は、ポメラ
2位は、コクヨの東大合格者の意見から開発された罫線ノート
3位は、マックスのホッチキス、バイモ11フラット

ポメラはデジタル文具とされていますが、ポメラを文具というならパソコンもデジタル文具といえるんじゃないですかね~。
このへんはいろいろあるんでしょうね。

個人的には、派手さはないですが、ライフのノーブルノート・シリーズを押したいですね。
ジルもなんだかご不満のようです。

【文】 2010年の手帳

2009-11-08 16:27:47 | 文具(情報・書籍)
手帳選びの季節ももう終盤?

実はワタクシ迷いに迷っています。

仕事用の手帳は、来年もクオバディスのビジネス・プレステージで決まり。
8年連続です。

問題はプライベート用。
今年使っているほぼ日には特に不満もないものの、革カバーをつけていると重いし、かさばる!

スケジュールびっしりということはないので、もっと薄くて軽いものにしたい。
候補はクオのビソプランか、Lettsの12SUJあたり。
どちらもスリムな見開き1カ月ですが、これが決めきれない。
実は金曜日にも銀座伊東屋に行ったんですが(何回目?)、決めきれない(苦笑)

そんな迷いの中、日経新聞の土曜版、日経プラスワンに文庫サイズの見開き1週間タイプのランキングが出てました。
第3位までご紹介しますが、売り上げランキングではないようです。

第1位 クオ 「ビジネスプレステージ クラブ」…今や普通の手帳になっちゃったな。

第2位 能率手帳「キャレルA6 バーチカル1」…作りの良さでは能率手帳かな。

第3位 レッツダイアリー「32SJ」…なんと英国のLettsが第3位!

来年の予定もぽつぽつ入ってきています。
さあ、そろそろ決めないとな。

【文】 Moleskine世界巡回展「Detour」

2009-11-01 19:40:45 | 文具(情報・書籍)
表参道のMoMAデザインストアで開催中の、世界巡回展「Detour」(デトュア)をみてきました。

世界巡回展「Detour」とは、
モールスキンと、ミラノを拠点とした背間の貧困地域での教育普及活動を行っている非営利団体による文化と想像の発展を目的とした世界巡回展、
だそうですが、要は、世界で活躍している建築家、デザイナー、アーティスト達のモールスキンを見て、触れるという趣向です。

狭いスペースの両側に設置された透明アクリルの箱にモールスキンが並んでいて、楕円の窓から手袋をした手を入れて、パラパラとやれます。

もう、なんか、破壊されてるようなものもありましたが、さすがアーティストのモールスキンは違います。

個人的には、原研哉さんの日本の島々の地図をジャパニーズアルバムに書いた作品や、川崎和男さんのさまざまなデザインの習作集、建築家隈研吾さんの写真やちょっとした設計図などをびっしり貼り込んだ作品が印象的でした。
ジャパニーズアルバムを使った作品が多かったですね。

入場無料、11月4日まで。


【文】 なにを買ったの?文房具。

2009-10-18 14:56:29 | 文具(情報・書籍)
たくさんの文房具の在庫を見て自己嫌悪に陥ることがある。

なんでこんなにたくさん買っちゃったんだろう。いつになったら使いきれるんだろう、などなど。

しかし、片岡義男はすごいぞ。

片岡義男の文具本第2弾「なにを買ったの?文房具。」の55ページ。
ノートに関する記述を引用する。

「大量のノートブックをなぜ十年間も寝かせておくのか。
買い込む冊数が使う量をはるかに超えているからだ。
ではなぜ、そんなことになるのか。
ノートブックが僕を呼ぶからだ。呼ばれれば僕は応える。」

どうです、このあっさりした物言いは(苦笑)。
何んとも自然体で揺るぎのない決意表明ではありませんか。
そこに山があるから登るという名言と同じ。

自分も呼ばれたら、迷わずにそれに応えていこうと思う(だめでしょ、この結論)。

写真は、わたくしアルマーニが最近買ったノートブックの在庫のほんの一部です。

【文】 アルスターの新色

2009-10-14 21:56:21 | 文具(情報・書籍)
サファリの新色ピンクが出たばかりですが、今度はアルスターの新色が出るようです。

新色は、ブラックパープル。
写真を見ると、確かに濃いめの紫で、ちょっと大人っぽい感じですね。

サファリは原色系で若々しく、アルスターはメタリック系で大人っぽく?

サファリもアルスターも新色ラッシュ。LAMY飛ばすなあ。

【文】 能率手帳の流儀

2009-01-20 23:10:56 | 文具(情報・書籍)
2009年読書始の1冊目。
ねこJさんも紹介されていた「能率手帳の流儀」です。

著者は能率協会の会長さんですが、内容は能率手帳の宣伝でも説明でもありません。
(最後に能率手帳のこだわりが紹介されてますがこれもこれでとても興味深いです。)

手帳との付き合い方にとどまらず、仕事に対する姿勢や処世訓まで及びます。
処世訓などというと説教臭いと思われるかもしれません。
しかし、押し付けがましいところはなく、自然体でやさしい語り口なので、素直に受け止められます。
このあたりは著者の人柄ですね。

① 手帳は書いて「振り返る」。
② 会議を大事にせよ。
③ 部下はほめるな。

私はこの3つの点が印象に残りました。
特に②と③は後頭部をガツンとやられた感じで、これから自分なりの方法で実践していくつもりです。

巷に溢れる息苦しくなるようなキャリア・ディベロップメント重視の仕事術の本とは一線を画すこの本、おすすめです。
星5つです。

著者は、仕事もプライベートも1冊の手帳に記録することを勧めていますが、それだけは情報管理の点からおっかなくてできません。
ちなみに今年の私の手帳は、クオバディスのビジネスとほぼ日という例年通りの2頭立てです。

能率手帳は、企業からの依頼でロゴ入りの手帳なども作っているようです。
私は、仕事の関係で2つの会社から手帳の支給を受けていますが、両方との能率手帳ではありませんでした。残念。

【写真の背景は今月読んだ他の本です。】