WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

聖二くん さようなら

2006-08-07 | 人生妙なり
従兄弟の聖二くんが急逝しました。41歳。心筋梗塞だそうです。
御両親の気持ちを思うと、胸を太い棒でぐりぐりとえぐられるようです。
ちょうど私たち家族が、たまたま全員実家に揃っているところへ電話が鳴りました。
母が出ました。
誰かが亡くなったらしいことは母の様子からわかりました。
でも、それが聖二くんだとは……
「聖二が死んだんよ…」
と、叔母は母に言ったそうです。
愛する息子の急逝を母親が電話で伝えるなんて…


子供の頃一緒に遊んだいろんな場面が鮮やかに浮かんできます。
高松に帰ってきて、これから、いずれゆっくりと、語り合うこともできると、楽しみにもしていました。彼も独身。ちょっと気が弱そーだけど、心優しい男の子だった。
どうしてこんなに早く神様のところに帰っていってしまったんだろう。
どうして聖二くんなの?

もう二度と会えない。
未来永劫、聖二くんとTAKAMIとして会って語ることはできない。

みんな死んだら天国でわらわらと集える…という説?もあるけど、私はそうは思っていません。
彼の急逝は、それだけで私にとてもたくさんのメッセージをくれている。でも私はそれに対して、死んでしまった彼になにも返すことはできない。
これが「死」というものだし、「生きる」ということだと思います。
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