息子と久々に1、5時間超の長電話をしました。
息子からかかって来る場合、だいたいが「人生相談」なので、長々となるのです。
今回は、「相談」というよりも、
家族ぐるみで仲良くお付き合いしていた職場の先輩が離婚した。
妻が5歳の息子を引き取り、数か月後には再婚した。
…ということに大変ショックを受けたというもの。
なんだよそれ… この短期再婚は、妻は離婚前から浮気してたのかよ、、、
いや~~~キツイわ。息子5歳という年齢も。
しかし、夫婦のことは周囲にはわからないことがいろいろある。
まして、そのモトご家族と一度も会ったことのない私が、息子に何を語れと、、、、
まあ私が気になったのは、「公正証書」を取り交わしたのか…ということですわ。
養育費、面接交渉などについてはきちんと双方の合意があるのか…とか。
協議離婚とはいえ、「念書」だけでは何の法的効力もなく、いちどかなり精神的に打ちのめされた私としては、
息子のためにも、もしかしたら、今後もしも再婚したときの家族のためにも、キッチリと押さえておくべきことがある。
こんなん、だんだん学習していくって、全然なんの自慢にもなりません。
けど、きちんと作った「公正証書」のおかげで、離婚後の息子と父親も、私とベーシスト元夫も、さらにはSYOさんとベーシスト元夫も、本当にいい関係でいられた。
そんな話を息子にしました。あまりこれまでしてなかった話だったかな?
それからはまー雑談。
最近ついにできた彼女の話とか…
私からは、東京5days の話とか、先日のベランダ焼肉の話とか…
笹塚には美味しい店がいっぱいあってうきうきしまくる話。
大阪にはウマくて安い店だらけの話。
お互いにこれでもかと画像をアップしまくる。
…そして、話題はおもむろに小説の話。
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」をついに読み始めた。」と息子。
村上春樹が結構好きだというので、私にとって彼の一番好きな作品はコレ…と勧めたのがもうだいぶ前。
そして、しつこいけど、息子推薦の「蜜蜂と遠雷」があまりにもよかった話とか、映画はつまらなかった…とか、
若き俳優たちは、ピアニストたちの天才、秀才ぶりを演じきれていない、もっと彼らは純粋で子供で、屈託がなくて、あなたが演じてるそんな人じゃないよー。
でも、私が心酔している山崎豊子原作の映画やドラマは、キャスティングも超納得で、良いものがたくさんある…とか、、、
息子はアニオタだったのだ。今もそうかもしれん、、、
それからラノベの世界に、、、もうこりゃ全然アカンわと思っていたのであった。
それが、こんなふうに接点ができて、文学を語れるとはなぁーーー
でっ、最近「文學界」なるものを買って、部活後輩のお嬢さんの作品を読んだらものすごくよかったという話をしたら、息子は早速ググって、ゼヒ読んでみたいと、、、
臍(へそ)からうなぎが出るという話は、ものすごく私のツボにハマり、とにかく楽しめたしよかったのです。
もう少々読んだら息子に送ろう。
「文學界」を息子に送る日がくるとは!! 音楽だけじゃなく文学でも語れるのは、すごく嬉しい。
しかも、今は息子にインスパイアされている。
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