WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

瀬戸内国際芸術祭2013 豊島編4

2013-09-08 | 瀬戸内国際芸術祭



photo by BLUESKY・TULIPさん




マトモなご飯を食べてない私たちは、とにかく港に戻って、なんか食べてから帰ろう…ってことで、豊島美術館でじゅうぶうん満足して、バス停に向かったのでした。

しかし…バスはもう出たあとだった( ̄□ ̄;)!!
ちゃんと時間に間に合うように来たのに~~~!!
冒頭の画像、右にちっちゃく見える白いのが豊島美術館。


まっ、島だし、「島時間」だし、こんなことは許容範囲…と、さすがのTakも学習して、次を待つしかないよね~~というところに、一台の車が…

「家浦(港)に行くんですか? ついでだから乗っていきますか?」
運転手さんは、地元のおじさん。

え~~~~っっっ!! ホントですか~~ なんとありがたい!!
もぉ~~3人で、そそくさと乗り込みましたとも♪♪
しかも、私たちが、まだ観たい地域を諦めて帰ろうとしていると言ったら、ご自分の予定を遅らせて、そこに案内して下さることに…




photo by BLUESKY・TULIPさん







途中で、ガイドさんのように、絶景のスポットで車を停めて、瀬戸内海の島々や、豊島から観た香川本土を解説して下さいました。
小豆島より豊島のほうが、オリーブ畑は多いのだとか、道すがら、いろんなことを教えて下さいました。

記念撮影も(*^_^*)
カメラが趣味を超えてセミプロのご様子…




瀬戸内海の向こうには、屋島や八栗の山が見える photo by BLUESKY・TULIPさん



この方が、豊島のおじさん こと  BLUESKY・TULIPさん♪




そして、完全に諦めていた「甲生地区」に、案内して下さり、しかも、作品の解説までも…

ナニモノじゃこの人は( ̄□ ̄;)!!  

そして、Takに、「この葉っぱ、何の野菜か知っとるかー?」と聞いて(答えはレンコン)
豊島美術館の床は、レンコンの葉のような撥水加工が施されている。
豊島にはレンコンがたくさん生えていて、これが豊島美術館の作品のモトになってるとか…









ここからは、このおじさんに出会うことがなければ、観られなかった作品









「国境を越えて ・ 海」 林舜竜(リン・シュンロン)




この大きなオブジェは、中に入るととっても涼しい。





ドラが吊るしてあります。
台湾から流れ着いた木の実をイメージしているとのこと





櫓が生えて?います。コレを使って流れ着いたのかな(*^_^*)







「かがみ - 青への想い」 クレイグ・ウォルシュ&ヒロミ・タンゴ

廃船が鏡張りに。空を映し、水を映し、きらきら光って美しい…






浜辺に佇む少年も、なかなかよいでしょ? 島に溶け込んでるね



Takは、ほんとうに瀬戸芸を楽しんでいました。
作品をストレートに感じる感性がいいな、若いっていいなあ…と思った母でした。





「Big Bambu 」マイク+ダグ・スターン (瀬戸芸公式サイトより転載しています)


これは、道路から道すがら観ただけで通り過ぎました。
竹の道を登っていって、この展望台のようなオブジェに辿り着くと、釣り船の形の展望台になっている。
雨の日や、雨上がりには、足場がよくないので、登れません。





あとで港に着いたとき、「さっきのオブジェはこの舟を模して創ったんだよ」とおじさんが教えてくださいました。









「遠い記憶」 塩田千春




これは、3年前と同じ作品。
3年で色褪せました。 なんだか、味が深まってる感じ。
今日はトンネルのむこうの緑がいっそう鮮やかです♪







今度こそは、舟の積み残しにあわないように!!早めに港に帰ってきました。
おじさん、お付き合いくださり、ほんとにありがとう!

おじさんの車を降りる際に、名刺をお渡しして、「私、歌手なんです」と言ったら、
おじさんはものすごくびっくりしていらっしゃいました(^_^;)
丁重にお礼を申し上げてお別れしてから、私は切符を買うのに並び、SYOさんとTakは、食料とビールの調達に…
といっても、もう瀬戸芸系のお店は閉まってるし、たこ焼きも売り切れ、買ってきたのは、ビールとチーズと、Takのお菓子。

Takは、またまた食いっぱぐれたけど、今回はもう文句はナシ。
「あ~~めっちゃ楽しかった~~! 特にあのおじさんとの出会いがよかった。島の人とのふれあいは、最高!」などと言ってました。

そして、切符を買ってから、また桟橋で立ったまま並んでビールをごくごくと飲んでいるところに、
島のおじさんが戻っていらっしゃいました。

SYOさんと私が名刺をお渡ししたので、ご自分の名刺を持って引き返してきてくださったのでした。
しかも、おじさんはうちのマンションをご存じで、お知り合いの方が住んでいらっしゃるとか。
なんだかお互いにさらに親近感が湧いてきました~~


「おじさん、おじさん」と書いてますが、Takからの視点でありまして、同世代か、私よりお若い方かも…


家に帰ってから、お礼のメールを差し上げたら、豊島の絶景の写真を送ってくださいました。

前回記事「豊島3」にも、豊島のおじさん…こと自称・カメラマン「ブルースカイ・チューリップ」さんの作品を挿入しました。
豊島在住の方による豊島の風景を私の瀬戸芸の記事にアップできるなんて、とっても嬉しい♪
 


Takの超不機嫌から始まった日帰り旅だったけど、最後は、こんなラッキーでハッピーなエンディング。
また次、行きたい、絶対行くってことで、楽しみにしているTakなのです。
またまた3人の珍道中となることでしょう♪♪


さあ、次は秋会期。

LIVEも次々とあって、ものすごく忙しい中、できる限り行きまくりたいです♪

また気合を入れてレポートしますので、お楽しみに(*^_^*)






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