WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

レッスン魂

2013-05-01 | アーティスト魂





(これは、4月28日の日記)


昨日は、ものすごい1日でした。

朝8:00~1:30までスーパーの女。
2:30~19:30までレッスン。

間の1時間で、買い物してチャリで家に帰って、調理パン2個と牛乳の速攻ランチして、
一息つく暇もなく、レッスン( ̄□ ̄;)!!

しかも、この日に限って、Ann 2時間レッスン。
続いての親子は定番だけど、お母さんはテクニック上級者で、(なんちゃって)ジャズピアノのレッスンしてるし、
子供は年長さんで、テンションめっちゃ高く、女の子だけど、クレヨンしんちゃんの影響うけまくり(*^_^*)
さらにオーラスはバンドのヴォーカルやってる女の子。

激しかったっす…

ピアノの先生って、一般的には優雅なイメージあるかと思いますが、全然そんなじゃないって!

燃え尽きましたわ、、、


Ann(仮名)は、14歳。
ピアノは子供のころちょっとだけやったけど、ピンとこなくてやめちゃったけど、やっぱり音楽が好きってことで、
ピアノもヴォーカルもやりたいってことで、毎週1時間レッスンの中で、いろいろ詰め込んでやってる。
彼女は、自分で創った歌をピアノ伴奏で歌いたいってことで、レッスンの中で、彼女の歌を採譜して、コードをつけたり、「コレが弾きたい!」でも楽譜がない…っていうのをコピーしたり、、、と、
「ピアノ」とか「ヴォーカル」なんていう枠を超えたレッスンをしています。

楽譜が読めなくても、音楽は好きだし、歌も創る。とっても切なくてイイ感じの曲なのです。
彼女はアメリカ人。日本語はちょっと理解できるけど、私の英語力が殆どないところが、意思疎通の妨げとなってるな~~と感じることが正直あります。
それでも、「音楽」は世界共通なので、「楽語」(スタッカート、クレッシェンド…などなどの表現方法を現す言葉。主にイタリア語)さえ共有できれば、あとは真似でレッスンは成立するけど、
もっと微妙なニュアンスを伝えたいなあ、、、
そのためには、やっぱり私も英語を個人レッスンで勉強するべきなのでは…と真剣に思う今日この頃。
「レッスン英語」ね。
Takの塾代の捻出にアップアップのTAKAMI家ですが、音楽レッスン英語講座、なんとかやりくりしたいな!!



Kiss the Rain - Yiruma




でっ、こないだ、「コレがどうしても弾きたい」といって、ソレは今のあなたには難し過ぎる…が、そこまで弾きたいならコピーするか…っていうことになったばっかりなのに、
また「次はこれを歌いたい」ってののギター&ヴォーカル用の、コードと歌詞が書いてあるだけのヤツを貰った。、、、突っ走るAnn!
you tubeから譜面を起こし、さらにAnn用に移調しなくては、、、( ̄_ ̄|||)
「センセー、ありがとう、がんばってね」って、両手を合わせてお願いされるし(アメリカ人のクリスチャンでも、お願いのときはこうなるのかと、ちょっとおもしろかった)


とほほほ頑張るよ。こんなレッスンやる講師、きっと香川の中にあって殆どいないと思う、、、
音楽に対して意欲が迸っているのって、自分の子供の頃を思うと、すごく理解できるのです。
私もそうだった。だから、すごくわかる。
でも私は、先達がいなかった。
先生は、典型的なクラシックのピアノの先生だったので、私は、小学校の頃から「うた」を作っていたけれど、先生のアドバイスを受けるなんて、あり得なかったな~~

私は、生徒さんの音楽に対する意欲は、それぞれの個性に応じて汲み取って、伸ばしてあげたい。
大昔、ヤマハの講師時代身につけたノウハウをもとにした自分なりのレッスン、私はこういうやり方…みたいなのがどんどん崩れていくのがおもしろい。


ジャズピアノ(アドリブまで全部楽譜になってるヤツの練習してる)Aiさん(仮名)に関しては、もはや私はその場でお手本が弾けません。
気合を入れて練習しとかないと(^_^;)
しかし、しっかり練習する時間もなく、「ここはこぉよ!」と自信をもって弾いてお聞かせすることもできず、リズムや、ビート、ニュアンスを言葉でひたすら伝える…ってことになるのよね。
こんなんでピアノ講師といえるのか~~!?
やっぱり、練習する時間がほしい!!


一方、ヴォーカルSaoちゃん(仮名)は、もう3年以上レッスンしてるけど、ものすごくTAKAMIの発声からヴォーカルのスタイルを踏襲していて、TAKAMIの高校~大学時代の発声とそっくりです。
TAKAMIがレッスンすると、こんな発声になるのね…の見本って感じ(^_^;)


さて。うどんLIVEが近づいてきました。
今回はものすごくポピュラーな選曲♪ みなさまに参加して一緒に楽しんでいただけるLIVEを、一所懸命、企画して、構想→選曲→リハ…と、順調(*^_^*)

超お楽しみに♪♪



Comments (2)
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