ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

辛抱?

2015年04月27日 | 日記

 カタリナ から、例えば、PCや美術館の場所などを教えてと頼まれた折のこと
 その日に限らずだが、教えている途中で、「教え下手ねえ」と怒らせてしまうことも度々。

 また、ある人からは、「どうして、そんなにコミュニケーションが下手なの」と言われたこともあった。

 見てくれの割にナイーブ?な酔狂、その度に、またその後で、「しまった!」と自己嫌悪に陥る破目に。

 この自己嫌悪、“ 理想と現実のギャップから生じる精神上の軋轢(あつれき) ” ということらしいが、いい加減歳を食った爺さんが、未だに陥ることがあって始末が悪い。

 背負ったランドセルが可愛く見える頃、余談だが酔狂にもそんないとけない時があった。に、学期末に貰う通知表に担任の所見欄があって、書かれていたのは “ 協調性に欠ける ”。
 高学年になってもその癖改まらず、母親を嘆かせたよう。

 長じてそれは、誹り言葉でもないだろうが、“ 群ず、阿(おもね)ず ” という言葉に換わったようだ。
 今から思えば汗顔、それが小耳に届き小気味(こきび)好く感じることもあったが、実社会でそんな不遜な態度が通用する訳もなく、「独りで粋がっておれば」と鼻で嗤われることもしばしばの体たらく。

 ところで、以前、<同郷のNさん>に登場して貰ったことがあったが、このNさんが大阪東部のY市など6市など、中に大阪で唯一の村があった。を、統括する支店長をされていた頃のこと。

 仕事で懇親の場に出席される機会が多く、ある日、「おい、代わりに行ってくれよ」と、冗談半分に頼まれたことがあった。

 他のことならいざ知らず、「楽しんでおられるようだから」と、婉曲に断ると、「君と同じ田舎者の俺が楽しい筈がないじゃないか。辛抱してるんだよ」と意外な返事。

 そうなんだよなあ、皆さんそうして世間というものとお付き合いをしているんだ、煎じ詰めれば酔狂、忍耐も辛抱も足らないということに尽きるようだ。

 花を散らした菜種梅雨からも漸く解放され、ここ数日、素晴らしいお天気、店先にも「ダリア」が並び出したが、今年も一足飛びに夏になるのだろか?
 で、お陽様、なかでも朝日がいいらしい。に、当りにぱっと外出、美味い酒でも飲もう! 暫く辛抱してたんだから、「嘘でしょ!
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.964

コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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嘘でしょ! (旅人)
2015-04-27 14:06:26
と、カタリナさんが言ったのは、「お酒を暫く辛抱した」ことに、それとも、「昼からお酒」に、どつちなんでしょう?
まあ、どちらにしろ家から出てお日様にあたるのはいいことだよ!
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