カタリナ から、例えば、PCや美術館の場所などを教えてと頼まれた折のこと。
その日に限らずだが、教えている途中で、「教え下手ねえ」と怒らせてしまうことも度々。
また、ある人からは、「どうして、そんなにコミュニケーションが下手なの」と言われたこともあった。
見てくれの割にナイーブ?な酔狂、その度に、またその後で、「しまった!」と自己嫌悪に陥る破目に。
この自己嫌悪、“ 理想と現実のギャップから生じる精神上の軋轢(あつれき) ” ということらしいが、いい加減歳を食った爺さんが、未だに陥ることがあって始末が悪い。
背負ったランドセルが可愛く見える頃、余談だが酔狂にもそんないとけない時があった。に、学期末に貰う通知表に担任の所見欄があって、書かれていたのは “ 協調性に欠ける ”。
高学年になってもその癖改まらず、母親を嘆かせたよう。
長じてそれは、誹り言葉でもないだろうが、“ 群ず、阿(おもね)ず ” という言葉に換わったようだ。
今から思えば汗顔、それが小耳に届き小気味(こきび)好く感じることもあったが、実社会でそんな不遜な態度が通用する訳もなく、「独りで粋がっておれば」と鼻で嗤われることもしばしばの体たらく。
ところで、以前、<同郷のNさん>に登場して貰ったことがあったが、このNさんが大阪東部のY市など6市など、中に大阪で唯一の村があった。を、統括する支店長をされていた頃のこと。
仕事で懇親の場に出席される機会が多く、ある日、「おい、代わりに行ってくれよ」と、冗談半分に頼まれたことがあった。
他のことならいざ知らず、「楽しんでおられるようだから」と、婉曲に断ると、「君と同じ田舎者の俺が楽しい筈がないじゃないか。辛抱してるんだよ」と意外な返事。
そうなんだよなあ、皆さんそうして世間というものとお付き合いをしているんだ、煎じ詰めれば酔狂、忍耐も辛抱も足らないということに尽きるようだ。
花を散らした菜種梅雨からも漸く解放され、ここ数日、素晴らしいお天気、店先にも「ダリア」が並び出したが、今年も一足飛びに夏になるのだろか?
で、お陽様、なかでも朝日がいいらしい。に、当りにぱっと外出、美味い酒でも飲もう! 暫く辛抱してたんだから、「嘘でしょ!」
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.964
まあ、どちらにしろ家から出てお日様にあたるのはいいことだよ!