ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

カタリナとふたりで、今 補修中

2015年05月25日 | エルミタージュへの道

 元気に帰ってきました・・・が、正直に言えば少し疲れました。
 旅行中、毎日投稿したので、と言う訳でもないのですが、暫く、1週間ばかり? お休みをします。

 その代わりと言っちゃなんですが、現地から投稿した文や写真、今、少しづつですがリライトをしています、

 勿論、初稿を損なわないことを前提にですが。

 実は、旅の記憶が薄れないうちに、新たなシリーズとして投稿する心算でいたのですが、体力的に叶いそうにありません。

 で、少しだけ初稿に加筆、併せて手持ちの写真や鑑賞した絵もアップ。

 加えて、旅中にあった様々なエピソードなど、新たに投稿していきたいとも思っています。

 時間が有りましたら、補正版、“ エルミタージュへの道 ‐ カタリナとふたりで ” に、アクセスして頂ければ嬉しく思います。

 宮殿広場から望む旧海軍省、向かって右手の建物も、遠くのイサク聖堂の黄金色に輝くクーポラも、そして、葱坊主の塔も、厚い雲に覆われています。 
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.982

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旅は道連れ? ‐ カタリナとふたりで(12)

2015年05月23日 | エルミタージュへの道

 独り旅、出会った同邦人、グループのご年配ばかりでした。
 サンクトペテルブルクは別にして、ミュンヘン、フランクフルトへと入るともう矢鱈、それとても羨ましくもご夫婦連れが多いようです。

 カタリナ と一緒の時、美術館が終れば予定はなし、今回はそれに輪をかけた気儘旅でした。
 が、寂しがりやのペトロ、余りお勧めできる旅のスタイルじゃない・・・が、偽らざるところのようです。

    
  サンクトペテルブルクのイサク聖堂(左)とエルミタージュ美術館(中)です
  ♪ レンブラントの「放蕩息子の帰還」です

 そんな旅の復路、フランクフルトで搭乗した関空行のLH便、なんと満席、しかも中央三席の真ん中。
 そのうえに隣りの滋賀県人と明かす同年輩の御仁、「プラハで通訳連れての五日間」と話しかけられました。

 人見知りなくかつ饒舌な方らしく、こりゃ参ったと客室乗務員に、「Change seat. Please」と頼んだら一旦は、「Sorry」と断られたものの、暫くして日本人乗務員が来て、「TVが故障している席があるけどそれでもいい?」と。
 機中でTVを視ることは殆どないので、「お願いします」と頼むと、後のキャビンの最前列の二人席、「どちらでもどうぞ」と言ってくれました。

    
  ミュンヘンのカールス広場(左)とノイエ・ピナコテーク(中)です
  クリムトの傑作「マルガレーテ・ストンボロ=ヴィゲンシュタインの肖像」です

 で、有難くもiPodを耳に読書を楽しんでいたら、関空着陸二時間ほども前だったか、件の乗務員が、「X(Y)クラスに体調不良の方がおられる。隣を利用させていいか?」と訊ねられました。

 勿論、否応もなく「構いませんよ」と答えますと、中年の太り肉(じし)の男性が何人かの乗務員に抱えられるように運ばれてきました。
 原因は知る由もありませんが、フルフラット近くまで倒した席で寝息を立てていました。

     
  長かったのか短かったのか、最後のフライトをひとりぽつねんと待っています
   席を替えて貰ったので、白ビール片手にのんびりとしています

 ところが着陸前の朝食を彼を除いて摂り始めると、辺り憚らずグェーグェー、ゴホンゴホンと遣り始めました。
 旅も終わりになってのこの始末、と憤懣遣るかたない彼の気持ち、理解(わか)らなくもありませんが、せめて食事の間だけでも弁えてくれないかなと、小さな胸?で呟いたのです・・・が。

 安もンのTVドラマじゃあるまいし、旅先でロマンスなんて有ろう筈もないでしょうが、旅は道連れ世は情けじゃなかった、情けは人の為ならず、を最後に教えて貰った旅でもありました。
 とまれ、多くの方に支えられての老爺の独り旅、エピソードを大小取り混ぜて終えることかできました。 
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.981

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感謝 ‐ カタリナとふたりで(11)

2015年05月19日 | エルミタージュへの道

 実のところ、ここ数日のこと、少しだけれど憂鬱な感じにありました。

 とにもかくにも約束を果たした・・・と、思ったサンクトペテルブルグ二日目辺りから、思っていた以上に孤独感に苛まれ、辛く感じたりしたことも度々でした。

 最終日を前にさしたる予定もなく、思案の末ランチでもと外出。
 終えてホテルへの帰り道、葱坊主の双塔のフラウエン教会の鐘が、正午を告げるために鳴り始めました。

 迂闊にも今日(5/17)が日曜だったことを忘れてい、特段、次の予定がある訳でもない独り旅、誘われるように教会の扉を開けました。

 丁度、主日のミサ(上)が始まったばかりのよう、パイプオルガンにリードされ「哀れみの賛歌」が聖堂に響いていました。

 そう言えば何年か前の待降節でした、ここフラウエン教会で彼女 と夕方の主日ミサに与ったことを思い出しました。

 鞄から小さな写真を取り出し、彼女と一緒にミサに与りました。
 言葉の違いはあっても司式の進め方は同じです、聖書(福音書)朗読から司祭のお話し、聖体奉納へと進み、聖体を拝領、ベンチに額ずき旅の安寧を感謝し、アベマリアの祈りを唱えました。

 与っている内にやはり独りじゃなかったんだ・・・と、あの少し気欝なものが薄れていくのを感じました。

 朝、ホテルを出た時、降っていた雨も上がり、雲間からお日様が顔を出すまでに回復。

 安息日で大方の店も閉まり、昨日(5/16)歩くのもままならぬほど賑わっていたノイハウザー通り(下)も観光客ばかりのよう。

 カタリナと重ねた小さな旅、なんとか全うすることができたようです。
 今(5/18)朝の6時、ふたりで歩いた “ エルミタージュの道 ” も最終旅程、数時間後、ミュンヘン空港へのリムジンバスに乗ります。

 それでなくとも拙いブログ、毎日、現地から慌しくアップしましたが、お付き合いを頂いたこと、カタリナともども感謝申し上げます。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.980

 PS:帰国後に少しリライト、写真にズームアップ機能を付加しました。

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うっめえ! ‐ カタリナとふたりで(10)

2015年05月18日 | エルミタージュへの道

 おはよう、、、昨日(5/16)とは打って変わって今日(5/17)は、雨の日曜の朝です。

 この日、天気と体調がよければ、ドイツ・アルプスの麓、ガルミッシュ・パルテンキルヘンへ遠足する予定にしていたのですが、お天気も体調、相変わらずのお尻の方です。も、面白くないので残念乍ら見送ることにしました。

 雨のドイツ最高峰ツークシュピッツェ、白い靄(もや)を見に行くようなもンや・・・と、負け惜しみも込めてそんなことで慰めています。爺さんの独り旅、無理をして迷惑をかけては嗤い者(もん)です。

 で、昨日の “ カタリナとふたりで (8)(9) ” に続いて、ミュンヘン(5/16・Sat.)の三回目です。
 当然ですが天気が頗るいいので、歩くだけでも楽しくなるような塩梅、で、写真をお楽しみ下さい。

    

 ノイエ(左)とアルテのピナコテークで名画を堪能。
 眩しいほどの天気に呆れながら Pinakotheken 停留所(中/右)からトラムに乗り、カールス広場へと戻りました。

    

   ミュンヘンの中心、カールス門(左)、ここから市庁舎の方へ歩行者専用道路です
  ♪ ミュンヘンの主教会フラウエン教会、自分撮りをしていたら、前を横切られてやり直し

    

 腹が減ったので、人気のツム・フランツィスカーナ(上)でランチを摂ることにしました。
 なにせ独り旅、何を食ってもさほど美味しい訳じゃ・・・?

     

  ♪ ビール、ジョッキに2杯しか飲めへんだけど、それだけ飲めば十分?だよねえ!
  ♪ 
名物?白ソーセージ(中)はじめ色んなソーセージ、マッシュとコールスローを添えて、うっめえ! 

    

 ジョッキ二杯でほろ酔い加減、バイエルン州立歌劇場からトラムで中央駅に戻ることにしました。

    

  ♪ 市役所広場(左/中)の辺り、多くの人で賑わっています
  
随分と昔、カタリナと小雪ならぬ小雨降るこの広場のクリスマス・マーケットを楽しんだっけ
   幾つかの箱を連結したトラム、人混みを縫って結構素早く?走ります

    

 カールス広場(左)を横に中央駅(中/右)に戻りました。
 穏やかな日差し溢れる土曜のミュンヘン、街の雰囲気を感じ取って頂けたでしょうか?
 それでは、I’ll see you soon. bye-bye!
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.979

 PS:帰国後に少しリライト、新たな写真を加え、あわせてズームアップ機能も付加しました。

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ルネッサンスの巨人たちと ‐ カタリナとふたりで(9)

2015年05月17日 | エルミタージュへの道

 こんにちは、、、そちらでは、日曜の昼下がり頃か・・・な? いかがお過ごしですか?勿論、日曜礼拝、それとも愛する人とデートかな。

 旅は、“ カタリナとふたりで (8)” に続いて、ミュンヘン(5/16・Sat.)からの二回目です。
 当然ですが前回に続いて天気が頗るいいので、歩くだけでも楽しくなるような塩梅です。

 緑豊かなこの辺り一帯、バイエルン地方の文化の拠点、美術館が五つばかり並んでい、日差しに誘われ芝生で憩っていますが、小さくて見えないかな。
 ところで、ノイエ(新)に続いて入館したアルテ(旧)・ピナコテークは、工事中でした。

    

 入館料、改装中もあってかシニアは2€、缶ビール一本分です。
 ここの名物?大階段、先にある名画との出会いを楽しみに喘ぎあえぎながら昇ります。

    

 迎えてくれたのが、ティントレットの「<マリアとマルタの家のキリスト>」、そして、アルブレヒト・アルトドルファーの「<アレクサンドロス大王の戦い>」でした。
 それでは、ルネッサンスの巨人たちとの再会をともにお楽しみ下さい。

   

   壁の間から垣間見えるのは何やら怪しげな男たちの密談?
  ♪ 生意気アルブレヒト・デュラーの快作「<四人の使途>」です

    

  ♪ ドイツ・ルネッサンスの奇才デュラーの絵が続きます
  左から「パウムガルトナーの祭壇画」「聖母の七つの悲しみ(中央部)」「オスヴァルト・クレル」
です

     

  ♪ 聖母子の画家、ラファエロ・サンツィオ「<カニジャーニの聖家族>」(左/中左)たちです
  ♪ もう書かなくても判りますよねダ・ヴィンチの「カーネーションの聖母」(中/右)です
  ♪ フィリピーノ・リッピの「受胎告知」です

    

 カタリナ は、彼がキリストを模して自画像を描いたので「生意気な奴」と愛したアルブレヒト・デュラーのその「28歳の自画像」。
 もう一枚は、ペトロ が喜ぶテッツィアーノ・ヴェチェッリオの、「<ヴァニティー>」。

    

 ふたりが好きな二作品をお土産に、何年振りになるのでしょうか二度目のアルテ・ピナコテークと別れ、トラムの停留所へと向かいました。
 降りたのはカールス広場、カールス門から向う側、ノイハウザー通りは人で溢れ返っていました。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.978

 PS:帰国後に少しリライト、新たな写真を加え、あわせてズームアップ機能も付加しました。

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ライラックの香る街で ‐ カタリナとふたりで(8)

2015年05月17日 | エルミタージュへの道

 おはよう、、、、そちらは日曜の朝でしょうか?元気に旅を続けています。
 正直に言えば道中何度か帰りたいなあ、と思ったこともありましたが、それもお仕舞に近くなってきました。

 ミュンヘン入りした日は生憎の小雨でしたが、それが汚れを流してくれたのでしょう、快晴の街、本当に綺麗でした。
 明日は最終日、時間がなさそうなので、今日(5/16・Sat)の分を前後編に分けて投稿します。
 文字を書くのが少ししんどいのでお天気の紹介だけして手抜き、写真と絵でご勘弁、えっ、その方がいい?どうせそうでしょうとも!

 好天に加えて土曜日、10時にホテルを出ましたが、もうかなりの人出のようです。

    

 ホテル・マリティム、玄関の前ははっきり言って汚い、が、中は綺麗で、「★★★★だよ!」と、威張ってはいますが、駅に近いのが一番の取柄かな?

 ミュンヘン中央駅、ホテルと同じで構内は綺麗です。の周り、建物から10m、構内で喫煙できへんので煙草人間が十重二十重?のバリケード! カールス広場まで歩き、そこからトラムに乗りました。

     

 歩けない距離じゃないのですが、トラムに乗りたくて、三つの美術館 = ピナコテーク が並ぶ、え~と、Pinakotheken 停留所はと、27番の四つ目だ。

     

 まずは、初めてのノイエ、新しいの意だそう。ノイエ・ピナコテークへ。
 土曜日で快晴、人出を懸念したのですが、こんな好い日に美術館へ来るオタクは少ないようで・・・! 前書きが長くなり ました、、、では、名作をお楽しみ下さい。

     

  ♪ フランソワ・ブーシェ、「ポンパドゥール夫人の肖像」(マダム・ポンパドゥール)が迎えてくれました
  ♪ フちなみに<侯爵夫人>、アルテの館が改装中のためノイエの館に仮住まいのようです
  
クロード・マネ、「アトリエでの昼食」(中)、セザンヌの「箪笥の前の静物」(右)です

     

  大好きなアルフレッド・シスレー、「ハンプコートへの道」(左)
  
ポール・ゴーギャン、「テ・タマリ・ノ・アトゥア(神の子)」(中)「フォーブルトンの女性のダンス」(右)です

    

   フィンセント・ファン・ゴッホ「アルルの風景」(左)と「オーヴェール近郊の景観」(中)
  
そして、「ひまわり(12本)」(右)です

    

   ホドラーの「うんざりした生活」(左)、結構面白い絵でした
  ♪ クリムト(右二枚)の「音楽」と「マルゲレーテ・ストンボロ=ヴィゲンシュタインの肖像」が架っていました

     

 ノイエ・ピナコテーク、他にも名作が多く架かっていましたが、いつかまた別の機会に。

 周りは緑豊かな公園、芝生では日向ぼっこ?する若き男女が十数組、「いいですなあ!」、えっ、よだれ、垂れてました?を横目に、道ひとつ隔てたアルテ・ピナコテークへ向かいました。

 ところで前号で「ライラック」としましたが、実のところ「菩提樹」なのか「フサアカシア」なのか判りません。
 路上に散った小さな花弁から、「ライラック」で間違いないと勝手に決めました。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.977

 PS:帰国後に少しリライト、写真も増やしあわせてズームアップ機能も付加しました。

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約束を果たして ‐ カタリナとふたりで(7)

2015年05月16日 | エルミタージュへの道

 こんにちは、、、日本は土曜(5/16)の昼下がり、今日も暑い日が続いているのでしょうか?

 カタリナ との約束を果たして今日(現地5/15)、聖ペトロの街、サンクトペテルブルグを離れました。
 再び訪れることはないと思えば、感慨もまたひとしおといったところです。

 サンクトペテルブルクに着いてから早四日、旅程の五日目、前半を終えました。
 疲れもそろそろピーク、慣れもあって事故が起こり易い頃、チェックアウトまで部屋でゆっくりと休み、改めて気を引き締め迎えの車に乗りました。

 渋滞とインフラの遅れか余り綺麗でない道路を、ドライバーはひっきりなしに路線を変えて走ります。きっちり一時間、新プルコヴォ空港に着きました。

    

  ♪ 旧ソ連の名残でしょうか、飛行場、いたるところに写真禁止のマークが目に付きます
  ♪ この飛行場、未完らしく、只今工事の真っ最中のようです
  ♪ 手続きが終わって自分撮り、搭乗手続きもあって聊か憮然としていますが元気です

 まず、緑色コーナーで税関審査、次いでルフトハンザのカウンターで今回は問題もなくチェックイン。
 そして、出国審査・イミグレーションでパスポート、出国カード、ボーデングパスを提示、何事もなくOK。
 ただ、手荷物検査で鞄を開けろと指示され、根こそぎ机上に店開きをさせられて終了、やれやれです。 

 ミュンヘン行きLH2565便、1時間40分実質2時間40分の機上の人となりました。

    

  ♪ 皮肉にもこの日は、呆れるほどの好い天気でした
  ♪ 街はともかく、機上から眺めるサンクトペテルブルグ、バルト海に面し本当に綺麗です

 親切な客室乗務員、残念ながら男性。に、たった三人の乗客ですから、「一番前が広いから替われば」と薦められ、あしらいも好く快適な空の旅、ビールもワインも一杯づつ楽しみました。

 ところで、ドイツの入国審査、何時もなら何も聞かれないのに、ロシアからの便の日本人「何しに来た?」とかなり念入りに聞かれましたが、例によって「Tourist」の一手、余計なことは喋らん方がいい・・・ようです。 

   

  ♪ ミュンヘン空港、何年振りでしょうか、こちらは打って変わって小雨です

 流石、欧州の優等生ドイツ、直前の軍事大国の何処かと違ってインフラは整ってい、至るところが快適です。

    

  ♪ タクシーとも思いましたがルフトハンザバスで中央駅まで、節約、節約です
 
 ♪ 街も綺麗、街路樹の中に、多分、「ライラック」だと思うのですが、白やピンクの房をつけていました

 特別市ベルリンとハンブルク、それに次ぐ第三の都市でバイエルン州の州都ミュンヘン、駅の周りはかなり猥雑ですが、その喧騒を楽しんでいます。
 それに、観光客も含め日本人を多く見かけ独り旅には心強くもあります。

    

  ♪ 中央駅、カタリナとここで大喧嘩、ニュルンベルまでの道中一言も喋らなかったのは何時のこと?
  ♪ 駅近くのホテル・マリティム、二度目です。に、チェックインしました

 明日(現地:5/16)から、さしたる計画はありません、ゆっくりとバイエルンの初夏を楽しみたいと思っています。
 それでは、I’ll see you soon. bye-bye!
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.976

 PS:帰国後に少しリライト、写真も増やしあわせてズームアップ機能も付加しました。

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続・エルミタージュ美術館 ‐ カタリナとふたりで(6)

2015年05月15日 | エルミタージュへの道

 こんばんはと言うより、こんにちは、、、かな?
 忘れていました、ここが日本海沿いの地方と気候が似て、突然、雨に見舞われることもしばしばあるらしきこと、一昨日(5/13)は早速、その洗礼を受けてしまいました。

 余談ですが、ひょっとすれば?と裏地がボアのズボンとダウンのジャンパーを鞄に忍ばせてきたのですが、フランクフルトでは、「阿呆やなあ!」と思ったそれに此処では助けられています。

   

 ♪ お天気といえばこのホテル(右)、NHKとフジのちゃんぽんみたくのTVが視れます
 ♪ ここ数日、東京が30℃の真夏日が続いて、ぐったりなんてアナウンサーが喋ってました

 で、エルミタージュ美術館の二日目が始まりますが、美術館はもういいから観光名所をアップして、とお思いの方もあると思います。
 昔はそうでもなかったのですが、カタリナ にお付き合いしている内に似てきたのでしょうか、興味も関心も殆ど覚えなくなってしまいました。美術館での徘徊で、疲れてしまうことにも原因があるのかも知れません。

    

  見残した訳ではありませんが、ダ・ヴィンチの「ブノアの聖母」(左)と「リッタの聖母」(中/左)です
  そして通称ラファエロの間、「コネスタビレの聖母」(中/右)「聖家族」(右)を紹介しない訳にはいきません

 と、言うことで、実質的に聖ペトロの街もこの日(5/14)が最後、ポケットに小さな傘を突っ込み、19世紀美術と昨日見残した絵などをフォローすべく美術館に向かいました。
 尤も、三階に現近代美術が展示されているのですが、ペトロ には梃に合いそうにもありません。

    

  色彩の魔術師ティツアーノの「ダナエ」(左)と「懺悔するマグダラのマリア」(右)です
  前号、レンブラントの「ダナエ」と比べて下さい、勿論、ティツアーノが先輩です

 それはともかく、肝心の19世紀フランス美術、館内マップに載っているのですが、何度、徘徊しても辿り着けません。
 館内員のおばさんに単語を並べて尋ねましたら、何とお向かいの広い宮殿広場を挟んで、両翼を広げた旧参謀本部に移転した、と僕の手のマップを取り、指差しながらロシア語で親切に教えてくれました。

   

 ♪ まずモネの「庭の女」(左)から、印象派の旅を始めます
  ルノワール「扇子を持つ女」(中)、そして、セザンヌの「煙草を喫う男」(右)です

 そこには、モネ、ルドン、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、スラー、シスレーなどなどの絵が壁を飾っていました。
 本館への入館が11時前、別館を出たのが16時過ぎ、疲れてしまって「折角だからちょっと回ってみるか」と朝方考えていた市内見物、とてもじゃないけど体力的に無理でした。

    

  ゴッホの「アルルの女たち」(右)
  僅か2月ほどの短い期間でしたが、
アルルで共同生活をしたゴーギャンの「果実を持つ女」(中)です
 
大好きなルソーの幻想的風景「虎のいる熱帯の嵐」です

 ここでふたつばかりエピソード、隣国の20人ほどのグループ(G)、「ブノアの聖母」の前で一人ひとり写真を撮りっこ、館内員はじめ周りの人は15分ほど、その振る舞いに呆然、茫然。

 もうひとつは別館で、阪急Trapicsの方20名ほどと出会いました。
 ペトロが最初のモネの部屋を漸く見終わったと思ったらそのGの方は早くも退館、これじゃないと限られた時間で、美術館も名所も回れないのかな、と妙に納得させられました。

  

   そんなこんなでエルミタージュに始まりエルミタージュに終わった聖ペトロの街、最後に、本館に架る大好きな絵を紹介します。
 それは、バロックの奇才カラヴァッジョの「リュートを弾く若者」と同時代のムリーリョ「無原罪の御宿り」です。

 明日(5/15)は、かつてドイツ・バイエルン公国の都ミユンヘンへの移動日です。
 それでは、サンクトペテルブルクから、I’ll see you soon. bye-bye!
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.975

 PS:帰国後に少しリライト、写真も増やしあわせてズームアップ機能も付加しました。

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エルミタージュ美術館 ‐ カタリナとふたりで(5)

2015年05月15日 | エルミタージュへの道

 こんばんは、、、元気に旅を続けています。
 一日遅れの投稿になりましたが、昨日(5/13)は旅のハイライト、エルミタージュ美術館でした。

 収蔵数でもその品質においても、ここに匹敵する美術館はやはり、ルーブル、プラド、メトロポリタン美術館辺りでしょうか?
 何処から回ればいいのか? 分からなくなるほど広い美術館、まずは、大使の階段から旅を始めました。

  

 今日は、本家<レイクス・ミュージアム>、アムステルダム国立美術館に優るとも劣らない、あるブースを紹介するに留め、足を棒にして巡った名画の数々については、帰国してから順次お伝えしたいと思います。
 そのブースに入って直ぐ、足を止めさせたのは、「放蕩息子の帰還」でした。

   

放蕩息子の悔い改めに先んじて父の赦しがある、とする喩え話は福音書の中の真珠ともされています
その絵は、想像を遥かに超える規模で、聖書(ルカ/15・11-32)の一場面を切り取っていました
「十字架降下」、彼は別に「昇架・降架」を描いた後、「埋葬・復活・昇天」の連作を描いています
その連作群「<キリストの受難伝>」に、この後、ミュンヘンで再会する予定です

 話が前後しますが、大きな展示室のなか五つに区切られたブースに架かる二十一の作品群。
 就中(なかんずく)、ある絵の前に立ったとき、恥ずかしくも涙が滲んできて困りました。

 それは、カタリナ が見たくてたまらなかった、「<フローラに扮したサスキア>」でした。

   

妻サスキアが、花と美の女神フローラに扮した姿を描いています
この絵を前にしたとき、彼女の心中を思い恥ずかしくも・・・、絵が滲んでしまいました
ルネッサンス期から幾多の巨匠によって描かれた<テーマ
>「ダナエ」です
このダナエ、小ブログでも何度か投稿しています、そして「ピアスと若い女性」です

 カタリナ は、“ 大好きなレンブラント・ファン・レイン(1606-1669/オランダ絵画黄金期)の傑作、「放蕩息子の帰還」「ダナエ」「フローラに扮したサスキア」などとの出会いが夢だった ” と、<幻のエルミタージュ>で何度か書きました。

 それらの絵の前に立ったとき、彼女の無念を思わずにはいられなかったのです。
 そして、この旅の目的を果たすことができた・・・と、思ったこともありました。

   

旧約聖書のふたつの場面、「イサクの犠牲」と「ダヴィデとヨナタン」
イスラエルの祖アブラハム、長男イサクを「我に捧げよ」と神に命じられ苦悶する「イサクの犠牲」
 ふたりの友情と信頼を描いた「ダヴィデとヨナタン」、そして「天使のいる聖家族」です

 光と影の魔術師レンブラント、肖像画家ともされ、その名を如何なくキャンバスに紡いだ作品も数多く架っていました。
 そのうちの幾つかを紹介します。

    

左から順に、「学者の肖像」「Bartje ルテンスの肖像」
そして、「レッドホールマンの肖像」と「男の肖像」です

 レンブラントの放つ香気に呆気にとられていたら、窓から宮殿河岸通りの向こうネヴァ川との間の並木が小雨に洗わているのも気がつきませんでした。
 帰り道、雨にしとど濡れてしまいましたが、ホテルに戻っての熱いシャワーに疲れも少し取れたようです。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.974

 PS:帰国後に少しリライト、写真も増やしあわせてズームアップ機能も付加しました。

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遠い道、されど今 ‐ カタリナとふたりで(4)

2015年05月14日 | エルミタージュへの道

 こんばんは、、、
 カタリナ との旅も三日目、メンタルにもフィジカルにも、そして、お尻?も、ちょっとお疲れ・・・、気味かな?

 昨日、書き忘れたことを少し。
 前号で、“ 雪融け後の街そのママ、塩を吹いて鼠色、水の都もなんとなく ” なんて書きましたが、目下散水車で道路洗いの真只中といったよう。
 撒き方も半端じゃなく、二車線纏めて見たくな感じでやってる風景、あちこちで見かけます。

    

  ♪ イサク聖堂に続くデカプリスト広場から旧海軍省の前の公園へ
   そのア
レクサンドルの庭では勢いよく水を噴き上げています
  ♪ ミモザ?でしょうか、綺麗な黄色い花弁をいっぱい咲かせていました

    

  ♪ 旧海軍省を横に宮殿広場を横切ります
  
馬鹿っ広い?宮殿広場のアレクサンドルの円柱と旧参謀本部です
  ♪ 数日前に対ドイツ戦勝70年記念の式典か行われたみたく、鉄パイプの櫓が残っています
  ♪ エルミタージュ宮殿、白と緑のコントラストが鮮やか、威風堂々たる感じです

 今日に戻って、ペトロ・パレス・ホテルに投宿中。
 ロシアで「まさか予約がとおってない?」、なんてことになったらお手上げ、だから、ネット最大手の Expedia じゃなく確実なユーラス・ツアーズ社に依頼していました。
 が、Expedia 杞憂だったようです、料金が廉く部屋も綺麗、何よりもチェックインとアウトが超簡単、何の問題はありませんでした。まあ、それは、結果論でもありますが・・・。

     

  ♪ イサク聖堂からホテルが直ぐ側に見えます
  
ンでもって、Breakfast がついていますので、楽といえば楽です
  ♪ なにを食っても美味しい・・・、なんて歳じゃありませんが、オムレツはまあまあでした

 食事後、エルミタージュ宮殿へと向かいました。
 話す相手とてなき独り旅、ただ写真の彼女に、「エルミタージュ、ついにね!」と話しかけました。

 前日とは打って変わって、かろうじて曇りという塩梅、ネヴァ川から吹く風は冷たく、この時期のサンクトペテルブルグは斯くやありて・・・の風情でしょうか。

    

  ♪ 早くも宮殿の門が開くのを待っています
   開門後、案内所とチケット売り場が開くのを更に待ちます
   売り場が開くと
延び始めた列(左)を横目に案内所へヴァウチャーとパスポートを見せます
  ♪
案内嬢、ヴァウチャーにロシア語で何かを書き加え、「一番窓口にこれを出して」と返してくれます
  ♪ 長蛇の列が続く一番窓口、待つ人の視線に怖ず怖ず?と割り込んで二日間の通し券を獲得、やれやれ

 この後、ある展示室で、恥ずかしくも涙が滲んで止まらなくなってしまいました。で、今日はここでお仕舞い。
 明日もエルミタージュ美術館を再訪、19世紀以降のフランスを中心とする近代絵画を回る予定です。
 それでは、I’ll see you soon. bye-bye!
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.973

 PS:帰国後に写真を数枚加え、ズームアップ機能を付加しました。

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