あいつ を見送って暫く、礼拝者が多い日曜は避けて金曜のミサに与っていたが、祭壇上の神父様からは、会衆席でぽつねんとする姿が哀れに写ったのだろう、と思っている。
14年6月の初めの頃だった、ミサが終わってお御堂を出ると神父様が待っておられ、金曜日の<レジオマリエ>に「入りなさい」と言われた。
自分で言うのもなんだがシャイで人見知りのペトロ、「女性ばかりでしょ、勘弁して下さい」とお断りしたら「男性もいるよ」とのことだった。
それから神父様と顔を合わさないようにしていたのだが、7月も末のこと、お御堂を出た所で会長のAさんが待っておられて「神父様から伺っています、一度見学にお越し下さい」と誘われた。
見学だけならと夏休み明けの9月2日、第382回集会に出席した。
ものの2名いる筈の男性は夏休みを前に退会、「話が違うじゃん」と思った、が、最初は試みの期間、三月だけ通ってみるかと。
正会員として誓願したのが翌春、飽きっぽいペトロ、われながらよく続いたと、えっ、経緯は判ったが題とどんな関係があるのかって?
初日に渡された指導書 “ レジオマリエ提要 ” が部厚く重かったのと、気候の好い日は自転車で行くのもいいかなと思い、リュック型の鞄を大枚?三千円をはたいて買った。
三日坊主で止めても「三千円じゃ惜しくないか」という聊か姑息な思いもあった。
その鞄、先週の金曜日、皮革もどきの持ち手が綻び掛けているのを見つけた。
安物ゆえ150回も使えばそりゃくたびれもする、買い替えるかとも思ったが、迷った末に止めた。
レジオマリエとはラテン語の “ マリア様の軍隊 ” の意、破(や)れ鞄が同年兵のように思え、使えなくなったら一緒に除隊すればいいやと思っている。
今日(2/9)は、第533回集会、天気が好いので自転車で行くのもいいかな。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1503
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