ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

破れ鞄と鈍ら兵士

2018年02月09日 | 日記

 あいつ を見送って暫く、礼拝者が多い日曜は避けて金曜のミサに与っていたが、祭壇上の神父様からは、会衆席でぽつねんとする姿が哀れに写ったのだろう、と思っている。

 14年6月の初めの頃だった、ミサが終わってお御堂を出ると神父様が待っておられ、金曜日の<レジオマリエ>に「入りなさい」と言われた。

 自分で言うのもなんだがシャイで人見知りのペトロ、「女性ばかりでしょ、勘弁して下さい」とお断りしたら「男性もいるよ」とのことだった。

それから神父様と顔を合わさないようにしていたのだが、7月も末のこと、お御堂を出た所で会長のAさんが待っておられて「神父様から伺っています、一度見学にお越し下さい」と誘われた。

 見学だけならと夏休み明けの9月2日、第382回集会に出席した。
 ものの2名いる筈の男性は夏休みを前に退会、「話が違うじゃん」と思った、が、最初は試みの期間、三月だけ通ってみるかと。

 正会員として誓願したのが翌春、飽きっぽいペトロ、われながらよく続いたと、えっ、経緯は判ったが題とどんな関係があるのかって?

 初日に渡された指導書 “ レジオマリエ提要 ” が部厚く重かったのと、気候の好い日は自転車で行くのもいいかなと思い、リュック型の鞄を大枚?三千円をはたいて買った。
 三日坊主で止めても「三千円じゃ惜しくないか」という聊か姑息な思いもあった。

 その鞄、先週の金曜日、皮革もどきの持ち手が綻び掛けているのを見つけた。
 安物ゆえ150回も使えばそりゃくたびれもする、買い替えるかとも思ったが、迷った末に止めた。

 レジオマリエとはラテン語の “ マリア様の軍隊 ” の意、破(や)れ鞄が同年兵のように思え、使えなくなったら一緒に除隊すればいいやと思っている。
 今日(2/9)は、第533回集会、天気が好いので自転車で行くのもいいかな。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1503


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